トレーダーのみなさん、こんにちは!
先週は全体的に何とも言えない相場な気がしました。
注目のPCEも予想通りということで大きなボラティリティーは発生せず。
ドル円に至っては、週足高値131.115・安値129.021の2円幅・・・。
ん・・・。
これはもはや病気ですね。
ドル円が2円「も」動いているのに、「動かなかった」と感じてしまいました。
人間の慣れというものは怖いものです。
ただ、最近の相場で言えばドル円の2円幅は「そこまで動いていない」ですよね。
そんなことは置いておいて、先週はどちらかというと、オーストラリアの方が賑わいましたね。
簡単に言えば、消費者物価指数が高止まりしたことで、利上げ機運が高まったというのが水曜日にありました。
もう少し詳しい内容に関しては、先週の水曜日の項目に書いてありますので、お時間があればぜひ復習してください☺︎
さて、今週はご存知の通り超スーパーウルトラ重要週です。
メインはFOMC。続いて雇用統計。
もちろんアメリカのみならず、イギリス・欧州の政策金利もあります。
さらに言えば、月末&月初ですからね〜
ねぇねぇ、まともにトレードできるんですか・・・?
ちょっと来週はリスキーな相場になりそうですね〜
特大経済指標に向けて、スキャルピングを挑む方はぜひ、こちらの記事をご参考にしてください!
僕が今まで経済指標トレードをマスターしてきた手法です☺︎
それでは!2月第1週も張り切っていきましょう!
この記事では、毎朝8時までに「ごまぷい『おやすみ』短観」として、その日の相場の振り返りコメントを、「ごまぷいトレードチェック」では、筆者ごまぷい自身のトレード結果・ポジション報告を随時更新していきますので、ぜひ毎日チェックしてくださいね!
そして!
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初めましての方はぜひ、こちらの記事もご覧ください!
2023年1月第4週の振り返り・・・
1週間の通貨強弱をグラフで!
簡単な振り返り〜はよ、ドル円決着して〜
さて、先週は先ほども書きましたが、全体的にFOMC待機相場。
個人的には非常にトレードしづらい1週間でした。
米ドルの通貨強弱を見ても、ぱっとしない感じ。
おい!お前のせいで相場が元気ないんだぞ!!!
でも大丈夫。きっと来週には決着がつくでしょう。
正直ですね、先週の相場は本当に書くことがそんなに見当たらないので、早速ドル円の見通しを書きましょう。
いよいよ、4時間足の長期移動平均線が追いついてきました。
ここまで煮詰まってくると、131.500付近を上抜けて132円台を定着できたら上昇機運が出てくるかもしれませんね。
ただですね、ドル円は何度も「134円ミドルを上抜けるまでは・・・!!」と書いてきました。
今でも変わっていません。
132円台定着で少しめんどくさくなるだけで、現状短期的には、134円ミドルまではショートです。
とはいえ、来週はショートできないかなとも感じています。
この1ヶ月、米ドルに関しては「ソフトランディング」を意識した売りが入っています。
市場が思っているより「利上げ最終地点」は低いのではないか〜?ということですね。
今回のFOMCにおける25bp利上げは、「完全に」織り込んでいます。
これはデータとして出ていますので、信憑性がある話です。
・・・となると。
今週のFOMCにおける値動きを今のうちに予想しておきます。
「指標発表後はドル高に警戒」
はい、これでいきましょう。
よっぽどのサプライズがない限り、利上げ幅は予想通りでしょうし、問題ないかと思います。
※損失補填しません。ちなみに僕はトレードしません。(笑)
相場はわがままな生き物ですから、短期的にドル高に転換するきっかけなんて、何でも良いんです。
こちら、金(gold)ですね。
ドルの話をしているのに金の話をもってくるなんて、素人みたいに思われるかもしれませんが、見てほしいのはたった1点。
「2022年の11月からどんだけ上げてんの」って話ですよ。
安値は1616ドルです。300ドル以上も上げたんですね、大したもんだ。
まぁ金に関してですが、少しまともなこと書いておくと「永久にアップトレンド」です。
要するに、常に上げ相場ということです。
多少の上下はあれど、上がりっぱなしです。
今までも、これからも。
少し話がそれましたが、結局言いたいことは「ドル安にも休憩はくる」ということです。
あとは、パウエルFRB議長が何ていうかですかね。
これに関しては読めません。黙って正座で聞きましょう(多分寝てる)。
こちらユーロドルの週足。
だいぶ戻してきたようですね。
今週は欧州の政策金利もありますから、触らぬが吉ですが、「ドル高に転換するには」ちょうどいいところな気もします。
長期移動平均線も追いついてきていますからね。
逆に、物凄い勢いで上抜けていったらびっくりしちゃいます。
もしそうなったら、ドル円は125円台は余裕でしょうね。
最後に米国債10年利回り。
週足で見ると結構良い「押し目」のような形していますよね〜。
中期レベルの上昇の形は崩れていませんから、長い目ではドル買いで見たいです。
さて、いろいろな角度からドルを考察してみました。
ただですね、結構、短期的なドル安の風が思ったより強いので、今週の指標でドルショーターを蹴散らした後に、来週僕も追っかけていくみたいなトレードがしたいです☺︎
どちらにせよ、楽しみな週になりました!
ハイボラリティーな週になることは間違いありませんから、月初から火傷しないように頑張りたいです!
週明けたらドル円買おうかな・・・?
ある意味面白いです。週足が陽線なら、確実に含み益ですからね。僕もたまに週足予想はします。陰線になるか、陽線になるかですね。
月曜日(1月30日)
スケジュール
・中国が春節による連休明け
・五十日
重要経済指標詳細
特になし
ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:26:15時点)
本日の東京時間、緩やかな週明けでしたが、13:00頃、以下の速報が流れました。
令和臨調の緊急提言(日本政府と日銀の新たな関係構築に向けての緊急提言)
「日銀は一定の時間軸で金利機能回復と国際市場の正常化」
「日銀、2%インフレは長期目標と新たに位置づけ」
「政府と日銀は政策正常化で生じるコストやリスクを開示」
「政府は財政の信認回復へ実効性ある仕組みと体制構築」
ということで、金利機能の回復と出口戦略に言及したことにより円買いが加速しました。
令和臨調ってなに?的な感じですが、有識者や経営者でつくった組織だそうです。
僕は初めて聞きました。
詳細はこちらにリンクを貼っておきます。
日銀副総裁候補、翁氏が指摘したことがポイント?なのかもしれませんが・・・?
そんなことより「2%インフレを長期目標と新たに位置づけ」ってまじですか。
なぜ・・・なぜ、またデフレに逆戻りしようとする・・・?
何がしたいか全くわかりませんね。
とにかく、日銀ネタには相変わらず敏感な相場である、と教えてくれた令和臨調でした。
東京時間に大きく下げたドル円ですが、欧州・NYを経て見ると「ただの押し目」でした。
FOMC前の思惑もありますし、月末のドル需要なんて理由もつけられます。
これだから月末は難しいんですよね。
さて、特記事項はこの辺でしょうか。
今日は早めに米国債10年利回りを見て終わりにしましょう。
相変わらずの横の動きですが、やはり3.60%は意識されそうですね。
長期移動平均線とも被りますし、ここを上に抜けていくならばドル高の世界へと突入という感じでしょうか。
明日は新年1発目の月末ロンドンフィキシングを控えています。
急激な為替変動はたまにありますので、無理しないように気をつけたいところです。
やっぱりドル円上がってきてますね!
正直FOMC次第ですが、さすがに買われてきましたね。明日はどうなることやら・・・。
ごまぷいトレードチェック
・トレードなし
書くべきことは上に書きました。(笑)
全部が全部、「FOMC前&月末だからね〜」で片付けられる相場。
もう明日いらないです、はやく水曜日になれ。
おやすみなさい!
火曜日(1月31日)
スケジュール
重要経済指標詳細
特になし
ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:24:30時点)
本日の東京時間はさほど大きな動きがありませんでしたが、先日の令和臨調声明の火消し的な発言が見られました。
☆鈴木財務相
「政府・日銀共同声明の見直しの是非言及は時期尚早」
「政府・日銀ともに賃金上昇の重要性を認識」
「黙っとけ、たかが民間組織がぁ!」
的なね(笑)
そもそも令和臨調ってなによ(2日目)
続いてオーストラリアの小売売上高もありました。
普段あまり動かないですが、本日は少し動きましたので掲載します。
☆豪小売売上高
予想:-0.3%→結果:-3.9%
これを受けて豪ドル円は30pipsほど下落。
豪ドルは先週のCPIで息を吹き返したかと思いましたが、若干弱くなってきましたね・・・。
東京時間は全体的には円高推移。
とはいえ、ゆったりはしていましたけどね。
欧州時間に入るとドル高が目立つようになりました。
ただ、目立つと言っても・・・といったレベル。
そしてNY時間に差し掛かるとドル円は失速。
きっかけは雇用コスト指数(10-12月期)が前期比+1.0%と予想(+1.1%)と比べて鈍化したことでした。
これに関しては申し訳ありません、調査不足で「スケジュール」にすら載っていない指標でした。
ただ、タイムラインを見ていると「ナニコレ!?」みたいな感じだったので、完全に不意打ちだったかもしれませんね。
やはり月末はかなり難解な相場だと感じます。
月末のドル需要なんかがあるのかな〜と思いきやそうでもない。
まぁ、これに関しては軽く先日検証しましたが、月末のドル円の日足は別に陽線優勢というわけでもありませんでした。
てかドル円息してる?(笑)
恐ろしいほどにヨコヨコですね。
明日のFOMCを今か今かと待っているのでしょうか。
全体を広く俯瞰(ふかん)するとやっぱり弱いですよね。
息を吹き返すならば、もう今週しかないような気がします。
長期国債も動かずですね。
短期でみたら安値を切り上げながら来ていますが、3.60%(長期移動平均線)を超えられるかどうか。
どっちにしろ、勝負は明日です!
また違う世界を見せてくれることを期待しています。
明日はFOMCだけでなく、ADPにISMもありますので気合い入れていきましょう!
ちなみに!
こういった重要経済指標で大怪我をしないためのハウツーは以下の記事に掲載しています!
まだの方はぜひ☺︎
明日は待ちに待ったFOMC!全世界のトレーダーが注目してますね!朝4時、起きていられるかなぁ?
冬時間のFOMCは日本人には少し厳しいですね・・・。僕も起きていられるか自信がないです。
ごまぷいトレードチェック
何もしてません。(笑)
変に手を出したら火傷する自信しかなかったので、指を咥えながらチャートを見る1日でした。
月末ですし仕方ないですね。
また、2月頑張ります。
それではまた、決戦の明日に会いましょう!
水曜日(2月1日)
スケジュール
・米株引け後、メタ決算
重要経済指標詳細
・6:45〜雇用統計(NZ)
*失業率【予想値:3.3%、前回値:3.3%】
《ロイター記事》
「NZ第3四半期失業率は横ばいの3.3%、賃金の伸びは過去最高」(2022.11.2)
・ニュージーランド統計局が2日発表した第3・四半期の失業率は3.3%と、前期比横ばいとなり、賃金の伸びは過去最高を記録した。
・就業者数は1.3%増加した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は失業率が3.2%、就業者数は0.5%増だった。
・民間部門の賃金は季節調整済みで前年比3.8%上昇し、伸び率は1993年の統計開始以降で最も高い水準だった。
・「労働市場は依然としてタイト過ぎる」
・労働参加率は71.7%、就業率は69.3%で、ともに1986年の統計開始以来の高水準となった。
・19:00〜消費者物価指数(欧州)
*総合指数【予想値:9.0%、前回値:9.2%】
*コア指数【予想値:5.0%、前回値:5.2%】
《ロイター記事》
「ユーロ圏CPI、12月速報は総合鈍化もコア加速 利上げ路線維持か」(2023.1.6)
・ 欧州連合(EU)統計局が6日発表したユーロ圏の12月の消費者物価指数(HICP)速報値は前年比9.2%上昇し、11月の10.1%から鈍化。
・しかしエネルギー価格が下落する一方でコアインフレは上昇しており、欧州中央銀行(ECB)の利上げは続くとみられている。
・「コアインフレ率の上昇は、ECBのタカ派路線がそれほど揺るがないことを意味する」
・「高い生産コストの波及と依然堅調な労働市場により、コアインフレは勢いを維持する」
・「記録的な水準のコアインフレ率は今後数カ月間高止まりする可能性が高く、ECBは2月と3月に50ベーシスポイント(bp)利上げし、その後はインフレ緩和と経済動向の落ち着きから停止する」
・22:15〜ADP全米雇用報告【予想値:17.1万人、前回値:23.5万人】
《ロイター記事》
「米ADP民間雇用、12月は23.5万人増 予想上回る」(2023.1.5)
・企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が5日発表した全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は12月に23万5000人増加した。市場予想の15万人増を上回り、金利が上昇しているにもかかわらず、なお旺盛な労働需要が示された。
・24:00〜ISM製造業景況指数【予想値:48.1、前回値:48.4】
《ロイター記事》
「米ISM製造業景気指数、12月は48.4 2年7カ月ぶり低水準」(2023.1.5)
・米供給管理協会(ISM)が4日発表した2022年12月の製造業総合指数は48.4と、新型コロナウイルス流行の第1波で経済が落ち込んでいた20年5月以来、2年7カ月ぶりの低水準となった。
・製造業の景気拡大・縮小の分岐点となる50を2カ月連続で下回り、米経済の11.3%を占める製造業の縮小を示した。
・金利上昇を背景とした需要の減退によって投入価格指数は新型コロナ流行時の20年4月を除くと16年2月以来の低水準となり、モノのディスインフレが進んでいることを示唆した。
・28:00〜FOMC政策金利発表【予想値:4.75%(25bp利上げ)、前回値:4.50%(50bp利上げ)】
《ロイター記事(議事録要旨の記事)》
「FRB、インフレ抑制注力も金利設定の「柔軟性」望む=FOMC議事要旨」(2023.1.5)
・米連邦準備理事会(FRB)が4日公表した2022年12月13─14日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、インフレ抑制に向けた利上げを継続しつつも経済成長へのリスクを限定的とする方法で進められるよう、全ての参加者が積極的な利上げペースを緩める見解で一致していたことが分かった。
・議事要旨からは、FRB当局者が引き続き予想以上に上昇する恐れのあるインフレ制御に注力する姿勢と、金融市場においてFRBのインフレ抑制に向けた取り組みが後退しているという「誤解」が生じることへの懸念が示された。
・12月の会合でFRBは0.5%の利上げを決定し、利上げ幅を4会合連続で続いた0.75%から圧縮した。
・「23年中の利下げを想定する参加者は1人もいなかった」
・「物価上昇率の急速な鈍化と雇用の顕著な伸び悩みにより、今年上期の状況はかなり劇的に変化する」
・「第1・四半期にかけて50(ベーシスポイント)となる最後の引き締めが行われた後、FF金利は5%近辺でピークに達する。FRBが年末までに利下げを開始すると引き続き予想している」
・「23年にFF金利の目標を引き下げ始めることが適切であると予想する参加者はいなかった」
ごまぷいの「おはよう」短観(執筆:翌11:00頃)
先日の東京時間、早朝にはNZの雇用統計がありました。
*NZ失業率(第4四半期)
予想:3.3%→結果:3.4%
これを受けてNZ円は25銭ほど下落。
多少反応した程度でした。
そこからの東京時間、欧州入りの時間は何とも神経質な動き。
ドルが買われたかと思いきや売られたり。仕方ないですね。
19:00には欧州のCPIがありました。
*消費者物価指数(欧州、前年比)
・総合指数:予想9.0%→結果8.5%
・コア指数:予想5.1%→結果5.2%
これを受けた為替変動はなし。
以前は動いたのですが、動かなくなりましたね。
欧州は暖冬のようで、今年は電力不足が去年よりは騒がれていないようです。
そんなことよりも、仲良くさせていただいているフォロワーの方から聞きつけたのですが、こちらをご覧ください。
わ、わろたあああ!(笑)
普段天然ガスなんてあまり見ませんが、これを見てびっくりしました。
ウクライナ情勢が悪化して、急激に上昇した天然ガス先物ですが、全戻しどころの騒ぎではないですね。
値下げの理由はシンプルで、暖冬により需要が減退しているから、で良さそうです。
「ガス危機懸念が急速に後退、世界の大半で予想外の暖冬-ガス先物下落」(Bloomberg、2023.1.3)
ちなみに、これを受けて、日本のガス料金もちゃんと値下げしています。
「ガス料金、3社が値下げ LNG下落、電気据え置き」(産経新聞、2023.1.17)
暖冬であんまり必要ないどころか、余っちゃってますね。
なんか、余るという言葉、どこかで聞いたなぁ(原油)。
さて、ここからはいよいよ米指標の話。
22:15にはADP全米雇用報告が発表されました。
*ADP
予想:17.8万人→結果:10.6万人
個人的に全く信用していないADP。
だがしかし、相場は強く反応することが多く、今回もドル円を大きく引き下げました。
今思えば、今の円高はADPが初動でしたね。
これで金曜の雇用統計がポジティブだったら、絶対にCランク指標にしてやるからなあああ!!!
続いて24:00のISM製造業景況指数。
*ISM製造業景況指数
予想:48.0→結果:47.4
シンプルに悪いですね。
大きな転換点である50を3か月連続で下回ったことになります。
「50がなんで大事なの?」という方はぜひ、下の記事をご覧ください。
ISM「非」製造業景況指数に関しても同じですので、参考になるかと思います。
このISMの悪い数字を受けてさらにドル安。
「おいおいFOMC前に何動いてくれてんねん。どーせレンジやろ?ほれ、ドル円ロング。」
なんて人いたんじゃないでしょうか(笑)
それくらいロングを誘うような下げ方でした。
ん、僕?
入れました。
ドル円を・・・買いました。(粗品)
なんならロング入れて仮眠したレベルです。
寝過ごしても大丈夫なようにSLは100pips。建値は129.492。
そりゃ、これだけ「ドル高警戒」を豪語したわけですから、責任くらいは取ろうと思いまして。(笑)
先生嘘つきだ!そんなきれいごと言って、ロングした時は「こんなのロング以外ありえない」とか言ってたのに!
うるさい。黙って席につきなさい。
さぁ、勝負の時。28:00のFOMCです。
*FOMC政策金利
予想:4.75%(25bp利上げ)→結果:4.75%
声明については重要な部分のみ掲載します。
*FOMC声明
・「雇用の伸びはここ数か月間堅調で、失業率は低いままだ」
・「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率達成を目指す」
・「金融政策の適切な姿勢を評価するにあたり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
・「委員会の評価は、公衆衛生に関する情報、労働市場の状況、インフレ圧力・期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
続いて28:30のパウエルFRB議長記者会見にての発言です。
*パウエルFRB議長
・「3月の会合で、利上げ路線の評価が更新される」
・「ターミナルレートはまだ決まっていない、今から3月までのデータ次第」
・「FOMCは停止前に、あと2回ほどの利上げを協議中」
・「予想通りの経済動向なら、2023年中の利下げは想定しない」
インフレについては「やや和らいでいる」という判断が加わり、今後のターミナルレート・利下げ時期に関しては「データ次第」という、相変わらず一歩足りない記者会見でした。
「データ次第」と言いましたが、少なくとも次のFOMC(3月22日)までに、2度の雇用統計と消費者物価指数が控えています。
なるほど、そうですか・・・。
市場はパウエル議長からタカ発言が見られないと見るや否や、ドル売りを再開。
リスクオンまっしぐらでナスダックをはじめ、米株3指数は急上昇。日経平均もつられて上がっていきました。
えーっと。
・・・。
だ、だ、だよね!!!
・・・じゃなくて、
大変申し訳ございませんでしたあああああ!!!
皆さんには見えないかと思いますが、現在正座でブログを書いています。
反省しております。
経済指標、ましてパウエルの発言を予想するなんて意味がないというか、無理があるわけですが、そんな言い訳をするつもりはありません。
情報を発信した以上は、やはり責任が伴いますので・・・。
ただ、「指標後のドル高からのドル安」までは合ってました。
そこからさらに売られるとは・・・。
発言自体は真新しいものはなく、むしろ相場はハト寄りの発言を織り込んでいたと思っていました。
だからこそのドル高予想だったのですが、大外しですね・・・。
僕もまだまだ未熟です。精進します。
さて、反省はこの辺にして、ようやく動き出したドルの動向・見通しをしておきましょう!
さて、こうなってくるといよいよ125円台への道が切り開かれたような気がしますね。
ただ、昨日大きく下げたとは言うものの、安値更新まではしていない、というのが少し気を付けたいところです。
こちらも安値更新までは届かず。
でも昨日作った陰線は、ドル円にしろ、長期金利にしろ、大きな役割を持つと思います。
圧倒的なドル売り優勢。
素直にドル売りの戦略でいいと思います。
米株も超堅調。
S&Pを見れば短期下降の否定の形にも見えます。
先日のFOMCは個人的に大きな意味をもつものだったと思います。
予想は外れてしまいましたが、これで思い切ってドル売りに舵を切れます。
2月は強気にポジション取るかもしれません。
ただ、焦りは禁物。
本日は欧州・イギリスの政策金利、明日は米雇用統計とビッグイベント続きです。
ゆっくり見極めて、ここぞという時に仕掛けたいと思います。
それでは、FOMCお疲れさまでした!
朝4時は本当に寒いし寝不足です・・・。
あとで職員室で仮眠取ろうと思います・・・。
ごまぷいトレードチェック
ドル円のロングポジ(上記参照)は無事、建値で昇天しました。
建値で逃げられただけ幸せだと思います。(笑)
トレードチェックは短観頑張ったのでこの辺で。(笑)
2023年1月トレード収支報告!
ここで、2023年1月のトレード収支が整理できましたのでご報告いたします。
・収支:月初資金+12.4%
・勝率:62.5%(建値決済はノーカウント)
・獲得pips:309.1pips
・損失pips:96.3pips
⇒損益率1.9
今月はなんやかんやでトレードを再開したのは第3週からでしたので、十分すぎる結果でした。
ただ、まだまだ反省の余地あるトレードが多く、2月には修正できればなと思います。
結果は良けれど、中身が伴ってないようではダメ。
スイング気味のトレードはオジカナの1回しか勝ててないので、中身は20点くらいです。
もちろん、気落ちしていられません。
せっかくFOMCで相場が動いたのだからしっかりと狙っていきます!
今年は始まったばかり!常に模範となるトレードを心がけます!
ゆっくり頑張っていきましょー!
木曜日(2月2日)
スケジュール
・米株引け後、アップル・アマゾン・アルファベット決算
重要経済指標詳細
・21:00〜BOE政策金利発表【予想値:4.00%(50bp利上げ)、前回値:3.50%(50bp利上げ)】
《ロイター記事》
「英中銀0.5%追加利上げ 「一段の引き上げ」予想 6対3で決定」(2022.12.15)
・イングランド銀行(英中央銀行)は15日、3%の政策金利を0.5%ポイント引き上げ、2008年以来の高水準となる3.5%とした。
・物価や賃金に起因する国内インフレ圧力に対処するため「一段の利上げ」が必要になる可能性を表明した。
・中銀は声明で「労働市場は依然逼迫しており、国内の物価と賃金に関しインフレ圧力が一段と持続性を増していることを示す証拠が出ている。これはさらに強力な金融政策対応を正当化する」とした。
・ただ11月の声明に盛り込んでいた、市場が期待する水準まで金利が上昇する必要はないとのガイダンスは、今回は入っていない。
・ベイリー中銀総裁は記者団に対し、インフレ率が41年ぶりの高水準から低下し始める兆しが出ているものの、労働市場の引き締まりに起因する圧力を相殺するために、引き続き利上げが必要との見方を表明。
・22:15〜ECB政策金利発表【予想値:3.00%(50bp利上げ)、前回値:2.50%(50bp利上げ)】
《ロイター記事(直近の記事)》
「ECB当局者、2月以降の利上げ見通しで見解異なる」(2023.1.24)
・欧州中央銀行(ECB)当局者は23日、将来の利上げを巡り異なる見解を示した。
・2月の理事会以降で見込まれている0.50%ポイントの利上げには依然議論の余地があることが示唆された。
・ECBは昨年12月、高インフレに対抗するため、複数回の理事会における0.50%ポイントの安定的な利上げを確約。ただ、市場はECBの見解に懐疑的で、当局者の発言ごとに3月の利上げ幅について0.25%ポイントまたは0.50%ポイントの間で揺れ動いている。
・こうした中、オランダとスロバキアの中銀総裁は3月のより大幅な動きに対して明確な支持を表明した一方、イタリアやギリシャの中銀総裁はより慎重な姿勢を示した。
・ラガルドECB総裁は「十分に制約的な水準に達するまで、金利は着実なペースで大幅に上昇し、必要な限りその水準にとどまる必要があると明確にしてきている」とし、「インフレを適時に目標に回帰させることを確実にする軌道を維持する」と表明。
ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:26:00時点)
本日の東京時間は相変わらずNY時間のドル売りに流れを継続。
ほんと、とんでもないFOMCとなりました。
ドル円は一時128.17円付近まで下落、狭いレンジを抜け、安値更新をうかがいました。
ですが、「そうはさせまい」とアーリーロンドンが登場。
ドル円は129円台へ回帰しました。
きっかけとしては以下の速報でしょうか。
「中曽前日銀副総裁がAPEC諮問委で金融作業部会議長を担う」
これにより、新日銀総裁レースから中曽さんは離脱することになりそうです。
もう、新しい日銀総裁は決まったでしょう。
少し前からこのブログを見ている方は、僕が何気に情報を手に入れているのは薄々気づいているかもしれませんが、僕としては確信を得ました。
いつか、しれっと書こうと思います。
さて、21:00は本日の二大メイン指標、BOE政策金利がありました。
☆BOE政策金利
予想:4.0%(50bp利上げ)→結果:4.0%(50bp利上げ)
☆1年後インフレ見通し
+5.20%→+3.01%
☆2年後インフレ見通し
+1.43%→+0.95%
ということで、政策金利は予定通り引き上げたものの、インフレ見通しを大幅に下方修正したことでポンドは急落。
利上げ期待がかなり減退したということですね。
続いて22:15のECB政策金利。
その後のラガルドECB総裁の発言も掲載しておきます。
☆ECB政策金利
予想:3.0%(50bp利上げ)→結果:3.0%(50bp利上げ)
☆ラガルドECB総裁記者会見
・「次回会合で50bpの利上げを実施し、評価する」
・「政策金利の決定はデータに依存する」
・「経済活動は著しく減速した」
・「短期的には弱い状態が続くと予想」
・「失業率は今後数四半期で上昇する可能性」
・「インフレ見通しに対するリスクはより均衡した」
・「3月利上げに関する意向は撤回不可能ではない」
・「あらゆる合理的なシナリオで大幅な利上げが必要」
前回の12月のECB理事会では、タカの色を出したラガルド総裁でしたが、今回は少し緩める発言。
これを受けてユーロも下落しました。
本日全体を見通すと、これまた難解な相場でしたね。
FOMCによってドル安イージー相場が来るかと思いきや、という感じ。
安易にドルを売った人はおそらく現在は捕まっているかと思います。
「思ってたんと違う」
これが僕の感想です。
ん〜難しいですね。
明日は雇用統計を控えています。
また一波乱ありそう・・・。
もういいって。(笑)
すっと落ちろや〜と言いたいです(笑)
これでもし明日の雇用統計でドル一強になったら、益々難解になります。
ドルストレート、正直「押し目」にしては随分押しすぎな位置まで来ています。
少し様子見が必要ですね。
安易なドル売りは命取りになりそうです。
それでは、明日の雇用統計でお会いしましょう!
先生、米ドルは一体何がしたいのでしょうか?
みんなに見捨てないで欲しいんだと思います。
ごまぷいトレードチェック
・AUD/JPY(L):建値91.980→91.710(SL、27pips)×2
・GBP/JPY(S):建値159.182→158.029(TP、115.3pips)×1
オジ円はシンプルにやられました。
何も後悔はありません。
ポン円はなかなか上手に取れました。
政策金利発表後、跳ね上がったところを叩いたらうまく利が乗りました。
スキャルピングよりのトレードの予定だったので、目に見えるサポート位置で利確。
十分すぎました。
珍しくドヤツイートをしてみました。(笑)
ただ、これは僕が目指しているトレードではないので、正直なところ何とも思っていません。
オジ円の損切り分以上を取り返せてよかったな〜くらいです。(笑)
明日は金曜日かつ雇用統計ですので、またもデイトレメインになりそうですが、できる限り頑張っていこうと思います。
仕事が終わってエントリー、電車を降りる頃にはこんなに落ちててびっくりしました。(笑)
イギリスの政策金利はポンド安になるイメージが強すぎます・・・。
金曜日(2月3日)
スケジュール
重要経済指標詳細
・22:30〜雇用統計(アメリカ)
*非農業部門雇用者数【予想値:18.7万人、前回値:22.3万人】
*失業率【予想値:3.6%、前回値:3.5%】
《ロイター記事》
「米雇用者数、22年12月は22.3万人増と堅調 失業率3.5%に改善」(2023.1.7)
・米労働省が6日発表した2022年12月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は22万3000人増えた。堅調な雇用の伸びを維持し、失業率も3.5%に改善した。
・ただ、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ抑制に向けた利上げで、23年半ばまでに労働市場の勢いが著しく鈍化する可能性がある。
・「労働市場は引き続き底堅いものの、活力を失いつつあり、労働者不足は依然深刻」
・「賃金の伸びは鈍化したが、物価安定と一致する水準にはほど遠い。FRBが2月の会合でタカ派姿勢を和らげる、もしくは利上げペースを緩めることは期待できないだろう」
・「トレンドは正しい方向に向かっているが、FRBが近く『任務完了』を宣言するとは思わない」