トレーダーのみなさん、こんにちは!
先週の主役は何と言っても水曜日の日銀政策金利であったわけですが、想像以上にビッグイベントとなりました。
水曜日のボラティリティーは極めて高く、ドル円に至っては3円上げて3円戻すという超難解相場。
このままドル円が上がっていくものなら、景色が変わったわけですが、さすがにここまで一旦戻されてしまうと「余計」難しく感じます。
さて、今週の注目は金曜日の米PCEデフレーターでしょうか。
インフレ指数御三家のPCE。
CPIほどのボラは臨めませんが、個人的には注目に値します。
他にも欧州月末恒例のPMIラッシュもあります。
超注目経済指標があるわけではないので、今週は落ち着いたトレードができるでしょうか・・・。
いや、これが結構怪しいと思うんです。
それはなぜか。
再来週の2月1日はFOMCだからなんですね〜(笑)
ファンダメンタルズを気にする僕からすると、毎日毎日やりづらくて困ります。
あまり強く意識しすぎても仕方ないわけですが・・・。
それでは、1月第4週も張り切っていきましょう!
この記事では、毎朝8時までに「ごまぷいの『おやすみ』短観」として、その日の相場の振り返りコメントを、「ごまぷいとレードチェック」では、筆者ごまぷい自身のトレード結果・ポジション報告を随時更新していきますので、ぜひ毎日チェックしてくださいね!
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初めましての方はぜひ、こちらの記事もご覧ください!
2023年1月第3週の振り返り・・・
1週間の通貨強弱をグラフで!
簡単な振り返り〜ドル円結局どっちなん!?〜
はい、サブタイトルの通りです。(笑)
恐らく、相場参加者のだいたいの方が思ったのではないでしょうか。
先週は珍しく、水曜日の日銀を待機するかのような相場が月曜・火曜と続きました。
グラフを見ても、動き出したのは水曜日あたりだと思います。
日銀の政策金利、また黒田日銀総裁の記者会見の概要は以下の先週の記事でご覧ください!
いや〜相場というものは本当に「わがままな生き物」ですね。
先々週はかなり強い円高が入りました。
まさに、先週の日銀金融政策決定会合において「政策転換」を期待するかのような。
でも結局、その期待は裏切られたわけですね。
利上げはしない、長期金利上限は変更なし、物価見通し引き上げ、GDP見通し引き下げ。
この4点でまとめられ、「全然話と違うじゃんかよ!」と言わんばかりに、正午ごろは大きく円が売られました。
日本に住んでいる我々からすると「そりゃそうじゃ(オーキド博士)」という感じでした。
そもそも、先週の日銀に一体何を期待したのでしょうか。(笑)
たかだか1ヶ月やそっとで、そう簡単に政策が変わるわけないでしょうに・・・。
そして何より、大きく円が売られたところまでは「予想通り」だったわけですが、なんと、そこから急激に円が買い戻されたのが不可解で仕方なかったです。
色々とタイムラインを見ていると、3月の日銀に向けて織り込みにいっているとのこと。
・・・なんそれ!!!
もう、「なんそれ」としか言いようがありません。
あ〜、なに余計な動きしてくれてんねーん。
そして結局、ドル円は129円ミドルで引け。
チャートを見てみましょう。
なんというか、やはり125〜126円はつけにいきたいようにも見えるんですよね。
ただ今週はFOMC前。これがまたややこしいです。
ちなみに、既にブラックアウト期間に入っております。
関係者の発言は一切ないなかでの1週間ですからね〜。
難しい。とにかく難しい。
ただ、自信をもって言えるのは、134円ミドルを上抜けしない限りは売り目線で問題ないということ。
恐らく相場のコンセンサスです。
先週の日銀は131円ミドルで押さえつけられました。
さて、今週はどうなるでしょうか・・・。
ただですね、来週は思惑的なドル買いは入るかと思います。
もちろん、中長期ではドル売りでポジションを個人的には持ちたいですけどね。
良いエントリーができるといいなあ。
3円上げて3円下げるなんて・・・。無事に両面焼きされました(涙)
経済指標の結果に伴う為替変動は、儲かりやすく・損しやすいです。できるだけレバを落として、最悪見過ごすくらいの気持ちで臨みましょう。
月曜日(1月23日)
スケジュール
・中国が休場(春節→27日まで)
・香港が休場(春節→25日まで)
・NZが休場
重要経済指標詳細
特になし
ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:28:30時点)
本日の東京時間は、日曜日のNick記事などを材料に、ドル安傾向で開幕。
その後は、13時の共通担保オペのオファー額1兆円という発表で、ドル円は130円台に乗せるまでまで上昇しました。
これを受け、クロス円全般は堅調。ドルストは若干ドル高の影響から尻込みする展開に。
欧州時間、NY参入後も東京時間の流れを継承。
24:00発表の景気先行指数は、予想より悪化したものの、米ドルは堅調な動きを見せました。
本日はやたら豪ドルが強い相場となりました。
先週の木曜・金曜あたりはかなり弱気であり、来週は売りかな〜なんて思っていたらこの強さ。
水曜日のCPIでのインフレピークアウトを期待しているのでしょうか。
さて、やはりドル円は下値を固めて上がってきましたね。
何度も何度も上髭で返されていた価格帯を、せっせとこなしています。
売り圧力が負けてますね。
大きなストップロスがあったわけではありませんが、じわじわ踏み上げている感じ。
この感じだと、先週水曜日の日銀でつけた上髭も回収してしまうのか・・・?
もう何度も書いてしつこいかと思いますが、「134円ミドルを明確に上回らない限り売り目線」です。
いくら上げようが「押し目」です(強がり)
ただ、短期的には上昇に風が吹いていますから、しっかり見極めたいところです。
米国債10年利回りはこちら。
いつもは4時間足で表示しますが、今回はあえて日足で。
そうすると、長期移動平均線(期間:200)が現在支えている形なんですね。
そりゃー2022年、一度も触ることのなかった移動平均線ですから、サポートになるわけです。
あとはここを崩せるかどうか。
テクニカル的な重要なサポートは一回下割れしてますので、個人的にはドル円同様、ドル安目線。
ですが、「来週FOMC」を考えてドル高目線。(笑)
今週だけ、です(笑)
それではまた明日!
ごまぷいのトレードチェック
トレードなし
何個かトライしようとした通貨はありましたが、1つだけエントリー条件に見合わなかったのでスルー。
多少、伸びてしまいましたが、そんなものです。
また明日も監視を続けようかと思います。
おやすみなさい。。。
火曜日(1月24日)
スケジュール
・中国が休場(春節→27日まで)
・香港が休場(春節→25日まで)
重要経済指標詳細
・18:00〜製造業PMI(欧州)【予想値:48.4、前回値:47.8】
《ロイター記事》
「ユーロ圏製造業PMI、12月改定47.8 生産改善で先行き楽観的に」(2023.1.3)
・S&Pグローバルが2日発表した2022年12月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は、速報値から変わらずの47.8だった。好不況の節目である50を引き続き下回ったものの、前月の47.1から上昇した。サプライチェーン(供給網)の回復やインフレ圧力の緩和など製造業の落ち込みが底を打った兆候が示された。
・「生産指数が2カ月連続で改善したのは明るい兆しだ。サプライチェーンの回復の兆し、インフレ圧力の顕著な低下、政府支援もあって域内のエネルギー危機への懸念が後退し見通しは明るくなっている」
・「8月以降で初めて、今後1年を楽観視する人が悲観視する人を上回り、景況感が着実に改善していることをうかがわせた」
・18:30〜製造業PMI(イギリス)【予想値:45.4、前回値:45.3】
《ロイター記事》
「英製造業PMI、22年12月改定値は45.3」(2023.1.4)
・米S&Pグローバル/CIPSが3日発表した2022年12月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は45.3と、11月の46.5から低下した。2020年の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)初期の2カ月を除いた場合、景気後退期だった09年5月以来の低水準。
・新規受注の急減と、雇用削減が進んでいるのが低下につながった。
・22年12月の改定値は同月発表された速報値の44.7より高かったものの、今月2日発表されたユーロ圏PMIの47.8を下回った。
・「新規受注が弱まり、過去14年で最も大幅な落ち込みの一つとなった」
・「内需の弱さに加えて海外からの新規受注がさらに著しく減少したのが要因で、心配されるほど急減した」
ごまぷいの「おはよう」短観(執筆:翌10:00時点)
おはようございます。
先日はご迷惑おかけしました。
いつも夜中の2時ごろに更新しているのですが、なんと0時から6時までサーバーメンテナンスが入ってしまい、更新できず・・・。
致し方なく、隙間時間に更新しております。
さて、先日の東京時間ですが、春節を迎えた中国・香港が休場となり、全体的に閑散としていました。
相場の流れ的にはポジション調整的なドル売り。
特に目立ったニュース等はありませんでした。
そして欧州時間に入り、月末恒例のPMIラッシュ。
以下に結果をまとめておきます。
・製造業PMI
☆17:30~ドイツ
予想:47.9→結果:47.0
☆18:00~欧州
予想:48.5→結果:48.8
☆18:30~イギリス
予想:45.5→結果:46.7
これを受けて(?)ユーロ・ポンドは下落。
結果は良かったが・・・という感じ。
イギリスは総合PMIが低水準であり、リセッションが意識されたようです。
まぁ、ユーロに関してもなかなか強気になれない地合いですよね。
「中銀には逆らうな」。結局これに尽きます。
利上げ幅縮小と言うのならば、「はい、そうですか」と従うしかないのです。(笑)
多少、相場を試すような発言が出ていましたので載せておきます。
・24:45~
☆シムカス;リトアニア中銀総裁
「賃金圧力が高まる中、ECBは利上げペースを遅らせてはならない」
「ECBは0.50%の利上げペースを継続すべき」
「コアインフレは依然として強い」
☆パネッタ;ECB専務理事
「ECBは2月以降の具体的な政策について事前に約束すべきではない」
続いてNY時間には、アメリカの製造業PMIが発表されました。
☆アメリカ製造業PMI
予想:46.0→結果:46.8
これを受けてドル円は131円の大台を突破・・・。
と書きたいところですが、131円ちょっとを付けた瞬間、利益確定の売りらしきものが入り、1時間後には全戻し。
ドル円は本当に難しい相場ですね。
わざわざ触る必要は全くありません。
今日は普段あまり引きませんが、赤の下降チャネルを引いておきました。
普段引かないというのも、こんな僕が恣意的に引いた線など、誰も見てないからなのですが、一応、見やすさを優先して引いておきます。
中央線(青点線)も上手く引けているのでこのままにしておきます。
さて、もう毎日書くことは同じですが、「134円ミドルを明確に抜けて晴れて転換、128円を下回るようならばショート継続」です。
依然として上値は重いままだと思いますが、なんとかしようと意地で上げている感じがあります。
FOMCを控えた相場は本当に分かりづらいです。
昨日のPMIの時を見て思いました。「監視しているだけでいいな」と。
しかるべきところで反発したようですが、現状弱いですね。
日銀のようにFRBは期待させるようなことはしていないし、どうせ利上げ幅は予想通りでしょうから、ドル買いはそこまで進んでいません。
市場の興味はもう、今回のFOMCに向いていないようにも感じます。
「一応意識だけしておくか」という感じ。
あとは、ターミナルレート(利上げ幅最終地点)がどこに落ち着くのかくらいでしょうか。
インフレ率はいまだ高いままですが、ピークアウトしたのは確かですし。
もう昨年と同じような急変動はおきないでしょうね。
さて、本日の主役はカナダになります。
最近激弱のカナダ。ここで息を吹き返せるか。
ん?予想ですか?
「予想通り」かつ利上げ期待後退でカナダドル売りです。(笑)
ここでポジティブサプライズなんてものをしたら、大したものです。
それではまた今日も頑張りましょう!
先生は最近いつも「オジカナ」からチャートチェックしてますよね。
それだけ買いたいのです。先週は残念ながら伸ばしきれませんでしたからね。
ごまぷいのトレードチェック
・NZD/USD(L):建値0.64900(SL0.644500、40pips)×2
現在、長い足で見て割と強力なレジスタンスと戦っています。
抜ければ大きいですが果たして。
レジスタンス付近ですので、ストップは浅めに。
抜けるときはすんなり抜けると思いますが、FOMCを控えて挫けるかもしれませんね。
エントリー条件が整ったから入ったという感じです。
むしろこの抵抗帯を抜けてから本気で行こうと思います。
上抜け祈願!
ドル次第ですね。対ポンドではかなり昨日ドル高が進みましたし。正直自信はありません。
水曜日(1月25日)
スケジュール
・中国が休場(春節→27日まで)
・香港が休場(春節→25日まで)
・五十日
重要経済指標詳細
・6:45〜第4四半期消費者物価指数(NZ)【予想値:1.5%、前回値:2.2%】
《ロイター記事》
「NZ第3四半期CPI、前年比+7.2% 予想上回る」(2022.10.18)
・ニュージーランド(NZ)統計局が18日発表した第3・四半期の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前期比、前年比ともに市場予想を上回り、歴史的高水準を維持した。前期比では2.2%上昇し、第2・四半期の1.7%から伸びが加速。市場予想の1.6%上昇も上回った。
・NZ準備銀行(中央銀行)は昨年10月時点で過去最低の0.25%だった政策金利を3.50%まで引き上げており、インフレ抑制に向けて追加利上げを行う構えを示している。
・第3・四半期CPIの前年比上昇は建設部門や地方税、家賃などが主導。
・「新築住宅の建設コストは供給網の問題や人件費、需要拡大によって引き続き上昇しており、これら全てが物価を押し上げる要因となっている」
・9:30〜第4四半期消費者物価指数(オーストラリア)【予想値:1.5%、前回値:1.8%】
《ロイター記事》
「豪CPI、第3四半期は32年ぶり高い伸び 利上げ再加速も」(2022.10.26)
・オーストラリア連邦統計局が26日発表した第3・四半期の消費者物価指数(CPI)は、前年比の上昇率が7.3%と32年ぶりの高水準となった。住宅建設コストやガス価格が急上昇し、豪準備銀行(中央銀行)が再び利上げを加速させる可能性が出てきた。
・統計局が最近公表を始めた月次のCPIも9月に加速する中、アナリストはコア・総合指数とも第4・四半期にさらに加速するのは確実とみている。
・中銀は先月まで50bpの利上げを4回実施した後、今月は利上げ幅を25bpに縮小していた。今年5月以降の引き上げ幅は合計250bpに上り、大幅な引き締めが個人消費にどう影響しているか見極めたい考えだった。
・食品価格は第3・四半期だけでも3.2%上昇し、年間上昇率は9%に達した。豪州東部で最近発生した洪水の影響で食品価格がさらに上昇するとの懸念もある。
・24:00〜BOC政策金利【予想値:25bp利上げ、前回値:50bp利上げ】
《ロイター記事》
「カナダ中銀、0.5%利上げ 引き締め局面終了間近の可能性も示唆」(2023.12.8)
・カナダ銀行(BOC、中央銀行)は7日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を0.50%ポイント引き上げ、4.25%とした。成長は引き続き好調で労働市場は逼迫していると指摘しつつも、利上げサイクルが終了に近づいている可能性も示唆した。
・9カ月間での利上げ幅は4%ポイントと、カナダ中銀は記録的なペースで金利を引き上げ、金利は現時点で2008年1月以来、約15年ぶりの高水準に達した。
・しかし今回は、3月の利上げサイクル開始以降示してきたフォワードガイダンスは示さず、声明からは金利が一段と上昇する必要があるという文言を削除。「今後については需給バランスの回復とインフレの目標回帰に向け政策金利が一段と上昇する必要があるかどうかを見極める」とした。
・10月のインフレ率は6.9%で「依然高すぎる」ものの、過去3カ月のコアインフレは鈍化傾向にあり、「物価上昇圧力が失速している可能性」を示唆しているとした。
ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:26:00)
本日、早朝6:45にはNZの第4四半期CPIがありました。
予想:+7.1%→結果:+7.2%
結果は予想上振れ。NZドルは瞬間的に買われましたが、徐々に息切れしました。
続いて9:30にはオーストラリアのCPI。
予想:+7.5%→結果:+7.8%
こちらも結果は予想上振れで豪ドルは瞬間的に買われました。
オーストラリア、消費者物価指数が何気に加速しております。
これに関して、少し気をつけたいことがあります。
2022年、ウクライナ・ロシアのせいで世界的に物価高となっているわけで、我が国はもちろん、アメリカ・欧州をはじめ先進国は完全に「被害者」となりました。
ですが、物価高の恩恵を受ける国があります。
その代表がオーストラリアです。
オーストラリアはご存知の通り資源国であり、直近では石炭・小麦等において非常に恩恵を受けています。
もう、最高の好景気を伴うインフレでしょう。
昨年、ターミナルレートは「市場の思ったより低い」という話がでましたが、徐々に話が変わってきたようにも思えます。
オーストラリア、少し見直す必要がありますね。
さて、欧州時間ですが、何とも言えない相場でした。
最近、仕事から帰ってきてご飯を食べたらウトウトしてしまうのですが、正直「見てなくても良い」という日々が続いていますね。
夕方に少し動いてそこからダラダラという感じです。
そして迎えたNY。
本日の注目、カナダ政策金利がありました。結果は・・・。
予想:4.50%→結果:4.50%(25bp利上げ)
はい、僕の予想通り、25bpの利上げです。
「は?嘘でしょ?」という方。上にスクロールして昨日の分を見てください。
僕は書きました。確かに今日の朝に書きました。(念押し)
やっぱりサプライズなしの予想通りでカナダドルは売られてしまいましたね〜
声明も見ておきましょう。
☆BOC声明
・「カナダ経済は2022年に3.6%成長し、10月予測をわずかに上回ったと推定」
・「インフレ率は6月の8.1%から12月には6.3%に低下」
・「短期的なインフレ期待は依然として高い」
・「コア・インフレ率の3ヶ月の測定値は低下しており、コア・インフレ率がピークに達したことを示唆」
・「今年はインフレ率が大幅に低下すると予測」
・「経済発展が見通しに沿った場合、理事会は累積的な金利上昇の影響を評価する間、政策金利を現在の水準に維持すると予想」
・「インフレ率を2%の目標に戻す必要があれば、政策金利をさらに引き上げる用意がある」
なるほど。
わかりました、これからもカナダドルは売りで考えていきますね。(笑)
さて、最近賑わせているユーロですが、本日も発言が散見されました。
☆ナーゲル独連銀総裁
・「政策金利はさらに上昇する必要がある」
・「3月以降に金利を引き上げる必要があっても驚かない」
☆スロベニア中銀総裁
「今後2回の会合で0.50%利上げは適切」
ほう・・・。
なんか最近、随分必死にタカ姿勢を貫こうとしますよね。
以前、3月の会合では25bpの利上げの話がありましたが、一生懸命火消ししています。
まあ、公式の声明ですから、信じてユーロは買いで考えていきたいですね。
さて、今日はいろいろありました。
最後にドル円と米国債10年利回りを見て、終わりとしましょう。
もうね。正直に言います。
米ドルは静観一択です。
やるにしても短期(スキャル〜デイ)レベルかなと。
とにかくFOMC前はやはり動きが鬱陶しいです。
ドル円も行ったり来たり。
イライラしている相場参加者も増えてきたのではないでしょうか。
さて、こんな感じです。(笑)
それでは、また明日!
ごまぷいのトレードチェック
・NZD/USD:建値0.64900→0.644500(SL、40pips)×2
・XAU/USD:建値1927.57→1936.36(TP、87.9pips)
昨日持ち越したキウイドルは残念賞ですが、漢気の「ゴルロン」が功を奏しました。
なんとポジ所有時間は40分。(笑)
あれだけ握ったキウイドルは一体なんだったんだ・・・。(笑)
とはいえ、少し損切り位置に反省点がありましたので、多少修正しようかと思います。
これで今月はだいぶ余裕ができました。
もう1月も残りわずかですので、ゆったり見ていこうと思います。
キウイドルを切られた恨みのゴルロンじゃあーーー!!!
先生、落ち着いてえええ〜!!!
木曜日(1月26日)
スケジュール
・中国が休場(春節→27日まで)
・香港は連休明け
重要経済指標詳細
・22:30〜第4四半期GDP(速報値、アメリカ)【予想値:2.9%、前回値:3.2%】
《ロイター記事》
「米GDP、第3四半期確報値は3.2%増 改定値から上方修正」(2022.12.22)
・米商務省が22日発表した2022年第3・四半期の実質国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比3.2%増と、改定値の2.9%増から上方修正された。
・第4・四半期の成長率は2.7%の伸びになると予想されている。景気後退懸念が高まり、住宅市場が低迷する一方、金利上昇にもかかわらず企業の設備投資は堅調に推移している。
ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:25:00時点)
本日の東京時間は、いつも通りの穏やかな相場でした。
ドル円に関しては先日のカナダ政策金利に伴うドル安の流れを引き継ぎ、一時129円台を割るかと思わせるような動きを見せました。
全体的に見れば、通貨強弱が入り乱れ、トレンドレスな展開に。
その後、欧州時間に入るとドル円は再び上昇。
円売りに伴う上昇で、クロス円が上に伸びていきました。
そこまでは特に特記事項なし。
注目は22:30のアメリカ第4四半期GDP(速報値)でしたね。
予想:+2.6%→結果:+2.9%
さらに、個人消費、耐久財受注、新規失業保険申請件数もありましたので、一挙に掲載。
☆個人消費(前月比)
予想:2.8%→結果:2.9%
☆耐久財受注(前月比)
予想:2.5%→結果:5.6%
☆新規失業保険申請件数(前月比)
予想:20.5万件→結果:18.6万件
これらを受けてドル円は129.700付近から130.250付近まで上昇。
思った以上のボラティリティーが発生しました。
さらに、24:00の新築住宅販売件数もついでに。
予想:61.2万件→結果:61.6万件
こちらに関しては住宅ローンが引き上がる前の駆け込み需要だなんて言われています。
確かにそりゃそうか。
さて、全体的に見てやはり米経済というものは恐ろしく底堅いですね。
これだけ金利を引き上げても、びくともしない。
来週のFOMCが非常に楽しみになってきました。
さて、ドル円に関しては、やはり直近の弱いトレンドの一旦の調整を見せるような感じがしてきました。
記事サムネのプードルは爆益ですね。(笑)
今日はいつもより拡大気味に。
ついに直近で意識されていたレジスタンスへ近づいてきました。
個人的には、仮にこのレジスタンスを突破し、132円台へ突入してもまだ転換したとは言えないかなと思います。
さすがに134円ミドル上抜けたら諦めますけどね(n回目)
この感じだと明日もドル円は底堅いかもしれません。
こちらも本当に底堅いですね。
表示させていませんが、一度下抜けた時に支えた立役者は日足長期移動平均線(期間200)です。
ドル安を狙うならば、少なくとも3.40%をもう一度下回る必要がありそうです。
ぐんぐん上がっていくイメージはありませんが、これで、FOMC前はトレンドレスが確定したと言っても過言ではないかと。(笑)
下手したら何かの間違いで、期待ドル買いがさらに入る可能性があります。
毎度毎度、FOMC1週間前は難しいですね。
思惑が錯綜してますから仕方ありません。
明日は1月最後の週末です。
無理のないトレードを心がけたいものですね!
ごまぷいのトレードチェック
・AUD/JPY(L):建値92.050(SL:建値移動済)×2
15:30頃にロングを入れました。
いや〜先ほどまで結構ノリノリだったのですが、折れてきてしまいましたね。
最大で80pips弱ほど含み益がありましたので、月末を考慮し、SLはもう既に建値へ移動しています。
もう含み益は30pipsくらいしかないので、明日の午前中くらいにはヒットしてしまうかな?
さすがにこの折り返し方は、お手上げです。(笑)
イメージ的には
①明日建値にヒットし、来週はノーポジ静観(月末&月初&FOMC&雇用統計その他を考慮して)。
②建値にヒットせず本日の高値を超えられない場合は全ポジ決済。
③建値にヒットせず、本日の高値を超えた場合で
ⅰ、93.550は第一利確目標(半分利食い)
ⅱ、93.550に到達しない場合は半分利食いで残り半分は来週持ち越し
こんな感じです。
まあ、この感じだと①濃厚ですが。(笑)
でも、リスクリワード1:1をとって建値にSLを置けた時点で「引き分け」以上は確定してますから、特に気にしていないです。
それでは!月末も近くなってきましたが、明日も頑張っていきましょう!
ドルの快進撃ですね〜。
株も下がっているようですし、完全にFOMCを意識した調整に見えます。
金曜日(1月27日)
スケジュール
・中国が休場(春節→27日まで)
・オーストラリアが休場
重要経済指標詳細
・22:30〜PCEデフレーター(アメリカ)【予想値:5.3%、前回値:5.5%(前年比)】
*コアPCEデフレーター【予想値:4.4%、前回値:4.7%(前年比)】
《ロイター記事》
「米個人消費支出、11月は0.1%増 インフレ鈍化」(2022.12.24)
・ 米商務省が23日発表した11月の個人消費支出(PCE)は前月比0.1%増加と、小幅な増加にとどまった。インフレ率はさらに鈍化したものの、米連邦準備理事会(FRB)による2023年の利上げを抑えるほどではなかった。
・米国の経済活動の3分の2超を占める個人消費が緩やかになっているのは、モノからサービスに需要が移行しているのが一因。また、一部のモノの価格上昇が鈍化した。
・個人所得は0.4%増。賃金は0.5%増加した。ただ、借入コストの上昇や貯蓄の急速な減少のほか、家計資産の減少を背景に個人消費が抑制され、来年に景気後退(リセッション)入りする可能性もある。
・「来年には金融引き締めと金融環境の悪化の影響が顕著になるとみられる中、消費者は財布のひもを引き締め始めており、企業も近いうちに引き締め始める」