【FX】2023年6月第2週、相場分析&トレード戦略!日経もNASDAQも強すぎ!今週は株高を信じたリスクオンを想定!?

トレーダーのみなさん、こんにちは!

先週は月末&月初が重なり、しかも米雇用統計とかなり神経質な相場でしたね。
読み通り、週前半は読み通りドルが売られ、オセアニアも対欧州通貨で売られたものの、後半は真逆の動きとなりました。
個人的に、ポンオジのロングを入れてみましたが、こちらは損切り。
まさかここまで強くなるとは・・・。

しかし、それにしても雇用統計を引き金としたドル高、かなり強烈ですね。
分析については後述しますが、トレンドとしては回帰を疑わせるほどの強さで週が引けました。

さて、来週はISM非製造業、豪・カナダ政策金利がメインとなります。
今週も目が離せませんね!

それでは、今週も頑張っていきましょう!

初めましての方はぜひこちらもご覧ください!☺︎
みなさんのおかげで大好評!1500人以上の方に読んでいただけました!!!

目次

先週の相場分析

先週の通貨強弱

*上記画像はFX-labo様より引用。公認スポンサーになりました!☺︎
読者のみなさんも、通貨強弱のチェックはぜひ、FX-laboさんで!

先週の相場概観

先週の記事では、市場のテーマは「米債務上限問題」であると書きましたが、無事に(?)解決したこともあって、安堵感の漂う1週間だったと思います。

実際、通貨強弱を見てみると、最も強かったのは豪ドル。
続いてカナダ、ポンドとなっており、円・ドル・スイスフラン・ユーロに関してはかなり弱い地合いだったかなと思います。

先々週、NZドルに関してはこれ以上の利上げの可能性が低いと言う話になり、先週もあまり強くない展開となりました。
主要国最大の金利ですし、これまでかなり強い通貨でしたから、売られてしまうのも致し方ないですね。

さてさて、注目の金曜日の雇用統計でしたが、かなり強い数字が出ましたね。
もう何度目か分かりませんが、さすがアメリカ。グレートアメリカ。(笑)

☆雇用統計
*非農業部門雇用者数
予想:19.0万人→結果:33.9万人

*失業率
予想:3.5%→結果:3.7%

*平均時給
予想4.4%→結果:4.3%

これを受けて凄まじいドル高。
どんだけ雇用強いねんって話ですよね。
平均時給に関しては、円換算でなんと「4680円」だそうで。
すご。(笑)
景気というものは良すぎても困るわけですが、コンセンサス的には「丁度良い」くらいみたいです。

これを受けて6月利上げ停止論は後退。
ドルはかなり買い戻されましたね。

先週の簡単な振り返りはこんなものでしょうか。

さて、これを受けて6月第2週。
個人的に少し調子が良くないので、リズムを取り戻したいと思います。

ぷいらいおん

結局ドル高。(笑)

ごま先生

単純にファンダも追い風になっているので、なかなか息が切れませんね。

今週の相場分析

今週の重要経済指標

☆月曜日(6月5日)

・22:00〜ラガルドECB総裁発言

・23:00〜ISM非製造業景況指数【予想値:52.2、前回値:51.9】

☆火曜日(6月6日)

・10:30〜第1四半期経常収支(オーストラリア)

・13:30〜RBA政策金利&声明発表【予想値:据え置き、前回値:25bp利上げ】

☆水曜日(6月7日)

・8:20〜ロウRBA総裁発言

・10:30〜第1四半期GDP(オーストラリア)

・21:30〜貿易収支(アメリカ・カナダ)

・23:00〜BOC政策金利&声明発表【予想値:据え置き、前回値:据え置き】

☆木曜日(6月8日)

・8:50〜第1四半期GDP(二次速報)(日本)

・10:30〜貿易収支(オーストラリア)

・21:30〜新規失業保険申請件数

☆金曜日(6月9日)

・21:30〜雇用統計(カナダ)
*失業率【予想値:5.1%、前回値:5.0%】

今週のトレード戦略

ドルは極めて判断が難しい。ただ、先週同様買いでの立ち回りを推奨。

結局難しいんですよね。
ドル高は確かに強く、それこそ雇用統計でなかなか強い買いが入ってますから、やはり市場のコンセンサスは「買い場探し」なんだと思います。
少なくとも、ドルの売り場を探すというか、試すよりかは、ドル買いをどこでしようか考える方が良いのでは?と。

USD/JPY(日足)

ただね〜ドル円がこれなんですよね。(笑)
一応、目先の上値目処は142円なのですが、果たしてこれ以上ガンガン上げていけるのだろうか・・・。
もちろん、先週同様、ここから「売りましょう!」というわけではないのです。
しかし、ではここから「買いましょう!」とも言いづらい。
正味、日足レベルのダウ理論ならば、130円を割り込まない限り、ドル買いトレンドですからね。

ひとまず、137円ミドルはあれだけ強かったレジスタンスでしたから、サポートとしては機能してほしいところ。
正直様子見です。

米国債10年利回り(日足)

こちらは米国債10年利回りですが、金曜日は反発すべきところで反発したようですね。
3.61%はもともと強いレジスタンスでしたから、こちらは上手くサポートとして機能したようです。
まずは3.89%を上に抜けられるかどうか。

ドルインデックス(日足)

ドルインデックスを見ると少し厳しそうか。
このままダラダラしてしまうと、日足長期移動平均線に抑えられてしまい、どんどん上値が厳しくなりそう。
ひとまず、レンジでは見ていますが、はっきりはしませんね。

ということで、方針としてはドル買いですが、かなり「控えめ」です。
正直、来週は売られてしまってもおかしくない水準。
まさにチキンレースかもしれませんね。(笑)
僕はもしかしたらドルストレートは触らないかもしれません。

ぷいらいおん

相変わらず強い、強いんだけど・・・。

ごま先生

先週程度の押し目では買う気にはなりませんね〜。

他の通貨ペアもかなり判断が難しい。立ち回るならリスクオン方向?

こんなに書くのを悩まされる週は久しぶりです。
ただ、一応書かないわけにはいかないので、「強いていえば」の話で書きます。
先日の雇用統計の結果も含めて、やはり豪ドルやカナダが強いこと、つまり資源国通貨(NZドル除く)が強いことを考慮し、リスクオンを想定します。

というのも、NASDAQがここまで強いと、もはやリスクオンで考えざるを得ないんですよね。

US100(日足)

普段あまり注目していないので、直感で線を引きましたが、いくらなんでも強すぎるかと。
株の世界はFXと違い、ゼロサムではありませんので、一度上がれば相当な買いが集まります。
去年に作った戻り高値を現在は強く上抜けし、「止まらないな」と思わせるような上昇。

株の上昇はリスクオンの象徴ですから、やはり無視はできません。

なお、日経平均ももちろん強いです。

日経平均株価(週足)

こちらは週足レベルで少し視野を広く。
現在は2021年につくったレジスタンスを強く上に抜け、1990年のレジスタンス、33217円へ接近中。
上値余地としては十二分に狙えるでしょう。
上昇チャネルの引き方が自信ないのですが、とにかく強いことは間違いありません。

以上より、ドル買いを避けた(リスクオフの意味合いでの)、リスクオン想定で立ち回りたいと思います。

ただですね、これが困ってしまうのですが、この通貨!というものが今見当たりません。
例えば、豪ドルは先週かなり強く推移しましたが、豪ドル円やポンドオージー等をみると少し上値が重くなりそうな気がします(し、今週は政策金利のため、正直読めない)

今週の記事はオススメ通貨を提示できず、内容としてかなり弱くなってしまいました。
状況が変わり次第、Twitterにて更新していきますので、何卒よろしくお願いします。

それでは、今週もがんばりましょう!

ぷいらいおん

ぐぬぬ・・・週足レベルで考えても良さそうな通貨ペアがない・・・。

ごま先生

焦っても仕方ないですからね。じっくりいきましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

本業は中高社会科教員の兼業FXトレーダー。某投資会社と契約し、現在プロップトレーダーとして真摯に相場と向き合っています。本業のスキルを活かし、教員らしく、分かりやすいように経済指標や世界情勢をお伝えします。愛称は「ごま先生」。「損益より値幅」がモットーです( ¯꒳ ¯ )ᐝ

目次へ
トップへ
目次
閉じる