トレーダーのみなさん、こんにちは!
先週はお休みをいただきまして、すみません。
できるだけ無理せず更新する、というのが僕の目標でして、色々と準備に追われてしまった結果、更新できませんでした。
さて、先週はアメリカの債務上限問題が市場のテーマとなりましたが、ドル高がトレンドとして発生していますね。
ドル円は久しぶりの140円台へ。ポンド円も高値を追い続けている一方、ドルストレートはドル高に引っ張られ、ジリジリと安値を伺う展開。
そんなこんなで今週はもう6月の第1週となります。
早いもので来月で折り返しですね。
ということで、今週のメインはやはり恒例の雇用統計となります。
そのほかにも指標はありますが、照準はここでしょうね。
来週はこのドル高が継続するのか、はたまた一旦休止となるか。
ファンダ面でも、テクニカル面でもしっかりと分析していきましょう!
なお、今週は月末と月初が重なる週であり、要注意です。
それでは、今週も頑張っていきましょう!
初めましての方はぜひこちらもご覧ください!☺︎
みなさんのおかげで大好評!1500人以上の方に読んでいただけました!!!
先週の相場分析
先週の通貨強弱
*上記画像はFX-labo様より引用。公認スポンサーになりました☺︎
読者のみなさんも、通貨強弱のチェックはぜひFX-laboさんで!
先週の相場概観
市場のテーマはやはりアメリカの債務上限問題となっており、ドルの強さが際立った週となりました。
ただ、こちらに関しては、詳しく振り返ろうと思いましたが、本日「ホワイトハウスと共和党の合意、債務上限を2年間引き上げ」(BloomBerg)という速報が飛んできましたので、振り返る必要はないかなと思います。
一旦は一件落着となりそうですしね。
週明けはドル高で窓開けするのは覚悟の上か。
それにしてもドルは強いですね。この債務上限問題は「きっとプロレスだろう」と踏み切れた人が勝者の相場となりました。
逆に危機感を感じて売ってしまった人がダメージを負ったという形。
とはいいつつ、これ以上ドル高が短期的に進んでいくのか?と思うとそうでもないような気もします。
この辺に関しては、テクニカルに根拠がありますので、ぜひ最後までご覧ください。
さて、ドルもそうですが、一際目立って弱い通貨がありますね。
NZドルです。
何があったかといえば、もちろん政策金利です。
水曜日でしたね。
政策金利自体は予想通り引き上げ、これで主要国最大の金利となったわけですが・・・。
声明がよくなかったようです。
「最新のデータは満足のいくものだった」
「しばらくは制限的な金融政策を維持すると予想」
「据え置きか利上げかは難しい決定だった」
これらオアNZ総裁の発言が大きな売りにつながった模様。
このNZドルの弱さは週を通して目立ち、売られっぱなしとなってしまいました。
来週以降もこれは売りで立ち回りたいですね。
なお、NZドルの弱さに釣られ、同じオセアニアである豪ドルもかなり弱いです。
あとはやはりイギリスでしょうか。
同じ水曜日にCPIが発表されたわけですが、なんと結果は前年比+8.7%ということで、脅威の数字を叩き出しました。
いつまでインフレしてるの?という印象。
上げ下げを繰り返しつつ、対円では高値を更新。
ただ、ドルの強さには打ち勝てず、ポンドルに関してはずるずる下がっています。
先週はこんなものでしょうか。
これを受けての6月第1週。
個人的には少し様子見スタンスです。
全てにおいて押し目待ちといった感じ。
ただ、トレンドは間違いなく発生しています。
しっかりとリスクはとっていきたい。
ドルの独歩高がどうしても気になります。
ただ、とりあえず一旦は落ち着くのでは?とは思います。
今週の相場分析
今週の重要経済指標
☆月曜日(5月29日)
※イギリスとアメリカは祝日休場
経済指標は特になし
☆火曜日(5月30日)
・10:30〜住宅建設許可数(オーストラリア)
・21:30〜第1四半期経常収支(カナダ)
・22:00〜S&P /ケースシラー住宅価格指数(アメリカ)
・23:00〜消費者信頼感指数(アメリカ)
☆水曜日(5月31日)
・8:00〜ロウRBA総裁発言
・10:30〜消費者物価指数(オーストラリア)【予想値:6.3%、前回値:6.3%】
・21:30〜GDP(カナダ)
・23:00〜JOLTS求人
・24:05〜ジョーダンSNB総裁発言
☆木曜日(6月1日)
・10:30〜第1四半期民間設備投資(オーストラリア)
・18:00〜消費者物価指数(欧州)【予想値:6.4%、前回値:7.0%】
・18:30〜ラガルドECB総裁発言
・20:30〜ECB理事会議事録要旨公表(5.4開催分)
・21:15〜ADP全米雇用報告【予想値:16.3万人、前回値:29.6%】
・21:30〜新規失業保険申請件数
・23:00〜ISM製造業景況指数【予想値:47.0、前回値:47.1】
☆金曜日(6月2日)
・21:30〜雇用統計
*非農業部門雇用者数変化【予想値:19.0万人、前回値:25.3万人】
*失業率【予想値:3.5%、前回値:3.4%】
今週のトレード戦略
すべてにおいて押し目待ち。ここからは追えない。
米ドルに関しては完全に押し目待ちといった印象。
ドル売りで立ち回るような時期ではないとは思っているので、かといって売りたいというわけではないのですが、買うにしても少し突っ込み気味になってしまう気がしています。
ドル円を見てみましょう。
と、いうことで、僕がもはや昨年から言い続けてきた137円ミドルを無事に上抜け、完全に買いトレンドとなっています。
本当に、ようやく抜けましたね(笑)
ですが、実際どれほどの上げ余地があるのかというと、少し微妙な印象。
角度的にはもうめいいっぱい上げたと見ていいのではないでしょうか、少なくとも短期的には。
もちろん、137円ミドルを上に抜けていますし、絶賛上昇トレンドですから、できれば「買い場探し」となります。
もう一度137円ミドル付近まで落としてくれると買いやすいのですが・・・。
こちらは米国債10年利回りです。
特に線を引き直したり足したりしていません(前回記事参照)。
これを見てもやはり、少しだけ上値が重くなっても良い時期な気がします。
少なくとも売りが入りやすいということですね。
もし、4.0%付近まで戻すのだとしたら、緑の中期上昇トレンドの線は引き直す必要があります。
こちらに関しては焦らなくて良いかと。
にしても、一時はサポート割れちゃうのでは〜?なんて思っていましたが、しっかりと支えましたね。(笑)
ドルの強さはやはり健在です。
ただ、相場というものはやはり上げ下げするものですから、少しくらい休憩をお願いしたいところですね。
こちらはドルインデックス。
ドルの強さのみを表したチャートですね。
こちらに関しては上値を追う気満々な感じ。
少し線を引き直していますが、やはりそう簡単に上値は抜かせてくれないかなとは思います。
ただ、来週ここまで到達するかどうかは何とも言い難い感じです。
ドルは完全に買いトレンド。でもここから買うのは怖いですね。
FXはリスクの取り方でいくらでもスタイルが変わるわけですが、僕個人的にはやはり手は出しづらいかと。雇用統計くらいでドル安来ないかな〜って感じです。
欧州通貨対オセアニアのロングに全集中。
さあ来ました、僕の得意分野です。
遂にまた、狙う時が来ました。
というのも、NZ政策金利で先週はかなり弱まったため、大きく動き出したのがポイントです。
ただ、こちらに関してもドル同様、押し目待ちではありますけどね。
こちらはユロオジ。
小さなレンジを上に抜け、上昇トレンドに回帰したと見ます。
戦略としては赤水平線(1.635付近)で押し目買い。
こちらはポンオジ日足。
ユロオジ同様、押し目を待ちたい。
買うならば赤水平線(1.882)付近でしょうか。
ユロオジにしても、ポンオジにしても、しっかりと反発を確認した上で大きくリスクを取りたいと思います。
こちらもなかなか香ばしい形をしています。ポンキウですね。
こちらに関してはもはや日足レベルの下降を上に抜け、高値まで更新して引けています。
現在は上記2つ同様、少し高い位置にいますので、さすがに買いづらいですが、赤水平線(2.016)付近は大いに試したい位置かなと思います。
以上です!
すべてにおいて押し目待ちからスタートとなりますが、今週は月末&月初ですからね。
決して焦る場面ではないと思っています(し、そう心がけたい(笑))ので、まずは静観のスタンスで臨みたいと思います。
それでは今週も頑張っていきましょう!
5月は正直惨敗。しっかりと反省して気持ちを新たに頑張ります!
いつまでも引きずったってダメですからね。切り替えていきます!