トレーダーのみなさん、こんにちは!
先週はイースター明けから始まり、米消費者・生産者物価指数、豪雇用統計、カナダ政策金利とイベントがあったわけですが、なんとも言えない相場が続きました。
ボラティリティーは申し分なかったですが、どうもトレンドが長続きしない、そんな相場だったように感じます。
ドル円は1週間を通して2.5円幅のボラティリティー。
しかしながら「レンジ」の範疇、といったところでしょうか。
さて、今週のメインはカナダ・イギリス・NZ・日本の消費者物価指数、さらに毎月恒例の欧州PMIラッシュです。
ということで、アメリカのビックイベントは一旦おやすみ。
現在、米ドルに関しては完全に方向感に欠けてしまっていますが、果たして今週は・・・?
それでは、今週も頑張っていきましょう!
初めましての方はぜひこちらもご覧ください!☺︎
みなさんのおかげで大好評!1500人もの方に読んでいただけました!!!
目指せ読者1万人!!!
それはちょっと遠いかな・・・(笑)
先週の相場分析
先週の通貨強弱チェック
*上記画像はFX-labo様より引用。先週より公認スポンサーになりました☺︎
読者のみなさんも、通貨強弱のチェックはぜひFX-laboさんで!
先週の相場概観
先週は、「資源国通貨売り」を掲げてブログを書きました。
というのも、色々と理由があるのですが、簡単に振り返ると
・世界的な資源高による物価高が小休止しており、資源国通貨は売られやすいのではないか。
・仮に米消費者・生産者物価指数が予想より高く出たとしても、株安の流れからオセアニアは逆風なのではないか。
・ごまぷい自身がポンドオージーのロングを仕込んでおり、バイアスがかかっていた。
という3点の理由から資源国通貨売りを推しました。
3点目の理由は置いておいて、個人的には自信がありましたが、先週は残念ながら、資源国にとっては先々週の巻き返し相場でしたね。
ちなみに先々週の通貨強弱は以下の通り。
豪ドル・カナダドルは先々週は最弱通貨でしたが、先週はリバウンドで強気に。
NZドルは引き続き横ばいでしたね。
さて、もう一点、先週の記事で推した通貨がありました。
そう。よく読んでくださっている読者の方ならぱっとでてくるでしょう。
スイスフランです。
先週の通貨強弱を見てみると・・・
お〜、先週も強気でしたね!
ただ、僕的には資源国通貨売りのスイスフラン買いでしたので、どうしても先週はポジションが取れず・・・。
今週もスイスフラン買いの目線は残しておこうと思います。
そして、相変わらずややこしい相場を作り出す米ドル。
先週は消費者・生産者物価指数ともに予想より悪く(鈍化)、売られる場面もありましたが、結局買い戻しも入り、モヤモヤした方も多いのではないでしょうか。
極めつけは金曜日の米小売売上高からの買い戻しですね。
これはかなり難易度難しかったと思います。
「なんとかして良いところでドルを売りたい・・・」
「けど金曜日のこの時間からか・・・」
「しかもなかなか勢い強くないか・・・?」
みたいな(笑)
まぁ、僕の金曜日の感情なんですけどね。
結局、自分を押さえつけ、ノーポジで週末を迎えることにしました。
先週の相場を見る限り、どうも市場は材料不足を嘆いているようです。
相次ぐ銀行破綻も何とか乗り越え(てないけど)、世界的な物価高に関してはもはや楽観的。
ウクライナ・ロシアの問題も市場に全く影響を及ぼさず、北朝鮮の朝活(ミサイル)はもはや日本すら無視しています。
今週は大きな米指標がないことからも、引き続きドルに関しては難しい相場が続くかもしれませんね。
米ドルは一回見ない方が良さそうですね〜
米ドルのことは一回忘れましょう。
先週のトレード考察
先週も結局、先々週から引き継いだポンドオージーの行く末を見守ってるだけの週となりました。
追加ロングが若干余計だったかもしれませんが、これに関しては仕方ないですね。
これ以上下がるなら、一旦付き合う必要はないという水準でしたので試しに買った感じです。
その後、その流れのまま下落してしまったので全て決済。
半分利食いの位置が神がかっていた(自分で言うかw)ので、それでも大きなプラスとなりました。
ただ、全決済とはなったものの、引き続き買い目線で監視し続けたい通貨ですね。
買いの根拠や、最終的な目標は前回記事でも書いていまして、重複するので割愛。
現在はノーポジである身分である以上、熱くは語りません。
気になる方はぜひ前回記事の「先週のトレード考察」をご覧ください。
ポジションを1週間以上持つなんて、先生相変わらずしつこ・・・執念がすごいですね。
何か今言いかけました?
ポジションを長期(1週間は長期ではないが)的に保有するのは、人によりますが個人的には簡単です。
理由はシンプル。
根拠が崩れるまで放置だから、です。
相場はせわしなく動いていますが、僕はあちこちのレートに「アラート」をかけて放置しています。
その「アラート」が通知されるまで『特に考える必要がないから』ですね。
今回のポンオジに関しては
・高値に「アラート」
→通知が来たら追加で買うことを考える。
・安値に「アラート」
→通知が来たら追加で買うことを考えるor利切りの準備をする(といっても心構えをするくらいです)
この辺の考え方は、要望があれば別記事に特集で書こうかな?と思います。
もし読んでみたい方いらっしゃいましたらごまぷいのTwitterアカウントにDMで一言ください。
すぐに執筆にあたるのは難しいかもしれませんが、ある程度DMが来たら書こうと思います。
そうだな・・・。
この記事を読んだんだぞー!という証として
『ごまぷいスイングの記事書いて』
とDMください(笑)
一応お待ちしてますね☺︎
今週の相場分析
今週の重要経済指標
☆月曜日(4月17日)
・21:00〜NY連銀製造業景気指数
・24:00〜ラガルドECB総裁発言
☆火曜日(4月18日)
・10:30〜RBA議事録公表(4月4日開催分)
・15:00〜イギリス雇用統計(失業率)【予想値:3.8%、前回値:3.7%(ILO基準)】
・21:30〜カナダ消費者物価指数【予想値:4.3%、前回値:5.2%】
・24:00〜マックレムBOC総裁発言
☆水曜日(4月19日)
・15:00〜イギリス消費者物価指数【予想値:9.9%、前回値:10.4%】
☆木曜日(4月20日)
・7:45〜NZ第1四半期消費者物価指数【予想値:1.5%、前回値:1.4%(前期比)】
・20:30〜ECB議事要旨公表(3月16日開催分)
・21:30〜新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数
・23:00〜中古住宅販売件数、景気先行指数
・24:30〜マックレムBOC総裁発言
☆金曜日(4月21日)
・8:30〜全国消費者物価指数(日本)
*総合指数【予想値:3.1%、前回値:3.3%】
*コア部分【予想値:3.1%、前回値:3.1%】
・15:00〜イギリス小売売上高
・16:15〜フランス製造業・サービス業PMI(速報値)
・16:30〜ドイツ製造業・サービス業PMI(速報値)
・17:00〜欧州製造業・サービス業PMI(速報値)
・17:30〜イギリス製造業・サービス業PMI(速報値)
・21:30〜カナダ小売売上高
・22:45〜アメリカ製造業・サービス業PMI(速報値)
今週のトレード戦略
米ドルの方向感は、相変わらず不明
先週はドル売り目線を持ちながら立ち回ろうと思っていましたが、どうもポジションが取りづらく、結局何もせず。
特に先ほども書きましたが、金曜日NY時間のあの買い戻し、非常に気になります。
やはりドル円の動向を見ていても、なんとも分かりづらい。
単なる予測ですが、来週は134円ミドル(ピンク水平線)の高値は狙ってくるような気がしています。
個人的に、だからといってドル円を満を持して買う必要があるのかと言われると微妙。
だったら他の通貨ペアを狙いたい。
少なくとも、137円ミドル(オレンジ水平線)を上抜けない限り、自信は持てません。
米国債10年利回りも相変わらずの方向感のなさ。
ドル円が134円ミドルを上抜けた時は、米国債10年利回りが3.61%を上回った時でしょうね。
ここを上に抜けていくならば、ドルは買い方向で見ていく必要があると思います。
こちらはみんな大好きゴールドです。
いよいよ最高値を目指していくかと思いきや、金曜日に大失速。
週足は上髭となってしまいました(下手したら陰線にもなり得ました)。
これを見ちゃうと、どうもドル安で目線とりたくなりますよね(笑)
だって高値超えていくゴールド見たいし。
こんな高値で折り返してまた1700ドル台に戻るのは、なんだか面白くないです。
けれど、ドル高で目線を持つならばゴールドは下で見ないといけないですよね・・・。
ん〜難しい。
今週は円売りで立ち回るのがベター
結局、1周回って優位性が高いトレードは「円売り」なんじゃないかと思っています。
相手は欧州通貨。
ユーロ、ポンド、フランの3つですね。
円に関しては正直「買う理由」が全くありません。
金融緩和修正の舵は、植田総裁になってもしばらく変わらないことがもう自明ですし、難しいこと考えずにクロス円ロングでいいのでは?
スイスフラン円に関しては、もはや1980年代ぶりの大円安ですよ。(笑)
あんまり騒がれていないようですけど。
欧州通貨は最近コンスタントに強気で、オセアニアを相手にするよりは分があると思います。
懸念点は、どの通貨も直近高値付近で高止まりして週が引けていることくらいでしょうか。
ただ、逆に言えば、上髭がほとんどない状態での週足ですので、強気に狙っていきたいと思います。
僕は週足トレーダーではないので、得意の4時間足を見ながらの立ち回りになるかと思いますが、できるだけ背を近くに設定し、高値ブレイクを狙っていきたい。
こちらは普段載せませんが恐怖指数(VIX指数)の週足。
数値が高ければリスクオフ、低ければリスクオンと考えて良いでしょう。
そして現在、世界的な懸念事項が後退し、リスクオンの雰囲気を醸し出しています。
この点でも円売りは効くのではないでしょうか。
こちらも普段載せませんが円指数の週足。
昨年末からリバウンドが入っていましたが、すこしずつ垂れてきましたね。
クロス円を触ること自体、実は久しぶりなのですが、来週はこの円指数を眺めながら立ち回っていきたいと思います。
以上です!
とにかく余計なことを考えずに円売り!
高値さえブレイクすれば大きく狙えるでしょうから、少しリスクをとっていきたいと思います。
それでは今週も頑張っていきましょう!
ポジションを持ち次第、この記事の下に随時更新していきますので、また覗きに来てください!
久しぶりのクロス円ロングじゃ〜!
金曜日に日本のCPIがあることだけは、頭に入れておきたいですね。ちなみに、今週末は統一地方選の投票日です。