【FX】2023年1月第2週、ファンダメンタルズ分析&相場短観!ドル円は極めて難しい位置。今週のCPIで決着か!?

新年明けましておめでとうございます。

新年早々、コロナに引っかかり、体調を崩していました、ごまぷいです。
あれ?もしかして僕が知らないうちに正月終わりました・・・?(笑)

そんな冗談は置いておいて、めでたく2023年となりました。
去年は本当に「凄い」1年間でしたね。
もう、「凄い」の一言で読者の皆さんは分かるかと思います。

個人的に、少し気をつけたいなと思っているのはやはりボラティリティーの慣れです。
2022年のボラははっきりいって「異常」です。
こんなにドル円が動くことはありませんでしたし、動くことが毎日当たり前でした。
もちろん、この流れを引き継いでいれば2023年も同様に期待できますが、少し警戒感をもって相場に向き合いたいところです。

さて、当ごまぷいブログは、2023年もしっかりと毎週・毎日更新して頑張っていきたいと思っています。
読者の皆さんの「ファンダメンタルズ分析」にしっかりと貢献できるよう、日々更新していきますので、応援の方、何卒よろしくお願いいたします!
今年のごまぷいの目標は「Twitterフォロワー1000人」!
達成したら色んな企画を考えていきますので、みなさんで僕を有名にしてください!(笑)

それでは、2023年も張り切って頑張っていきましょう!

この記事では、毎朝8時までに「ごまぷいの『おやすみ』短観」として、その日の相場の振り返りコメントを、「ごまぷいトレードチェック」では、筆者ごまぷい自身のトレード結果・ポジション報告を随時更新していきますので、ぜひ毎日チェックしてくださいね!

目次

月曜日(1月9日)

スケジュール

特になし

重要経済指標詳細

特になし

ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:1:00時点)

本日の東京時間は「成人の日」に伴う、東京勢不在のなか、先週金曜日の雇用統計&ISM製造業景況指数の結果を受けたドル安の流れを引き継ぎました。
単なるドル安に沿うリスクオンの相場から、オセアニア通貨が先行して買われ、株高の展開に。
クロス円も上昇する場面も見られました。

その後、欧州時間も特段大きな指標がないことから東京時間の流れを引き継ぎドル安。
NY勢参入後もしつこくドル売りとなりました。

特に今日は特記事項はなく、単純にデイレベルではドルを売ればプラスにはなる相場でしたね。

気になる米国債10年利回りは下のようなチャートを描いています。

米国債10年利回り(4時間足)

足元のサポートは3.400%となっていますが、既に4時間足の長期移動平均線を下回っている状態。

2022年の10月までは「ドル一強」でしたが、それ以降、弱い相場が続いていますね。
長い目で見ればドルは買いなのでしょうが、直近ではなかなか買いたくないような気もしています。

USD/JPY(4時間足)

こちらドル円の4時間足。
上昇トレンドを保つためのサポートは130.000付近。
一瞬先週割れた場面もありましたが、なんとか耐えた形。

今週はこの130.000の下値と、134.000の上値のレンジでまずは見ていきたいところ。
134.000を上抜けできれば長期移動平均線も無事に上抜けできそうですからね。
逆に130円を下回ってくると、いよいよ苦しい展開になりそうです。

134.000の売りもなかなか強烈でしたからね。
タイミング的に指標があいまっていたのは確かですが、売りが入った事実はあります。

今週は木曜日に消費者物価指数。
まずはこれを見据えながらトレードしていきたいところです。
というのも、予想が若干弱気なんですよね。
木曜日の項目を見ていただければ分かりますが、前回7.1%に対して予想6.6.%。
おそらくこれに伴ったドル安の流れが来ているのだと思います。

それではまた明日!

ごまぷいのトレードチェック

・トレードなし

ユーロドルの買いを指値で入れていますが、さすがに厳しそうですね。
寝る前にヒットしなければ一旦解除し、明日また戦略を考えたいと思います。

ぷいらいおん

2023年一発目のトレードは去年よりも慎重に!

ごま先生

年末年始、たくさん時間がありましたから、トレード手法に若干の修正を加えてみました。さてさてどうなることやら・・・。みなさん今年もよろしくお願いいたします!一緒に頑張りましょう!

火曜日(1月10日)

スケジュール

重要経済指標詳細

特になし

ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:1:00時点)

本日の東京時間は東京CPIの上振れを受けて軽い円買いが入ったものの、すぐに全戻し。
まったくもって方向感のない相場となりました。

欧州時間も特に特記事項はありません。
なんと寂しい相場でしょうか。(笑)

そして極めつけはパウエル議長発言前の相場ですよね。
23:00頃発言予定だったわけですが、なんと発言する前にドル円はソワソワ動き出しました。
よっぽど今の相場には動意がないことを確信したような時間だったと僕は感じています。

どっちにしても新年の相場のベクトルは、木曜日のCPIを見なければ決まりません。
思惑的な動きはあるのかもしれないけれど、勢いは感じられないと思いますので要注意。

明日も特に大きな経済指標はなく、今日以上にイマイチな相場になることを予想します。
まぁ、最近のCPI前はそんなものですから、超短期のトレードに徹するか、大人しくするかだと思います。

トレード機会がなく、僕としてももどかしい日々が続きますが、みなさんもどうぞお気をつけて。

最後に米国債10年利回りです。

米国債10年利回り(4時間足)

長期移動平均線も横ばいになり、いよいよ方向感のない相場となっていますね。
引き続き、CPIを待ちましょう。

ごまぷいのトレードチェック

・トレードなし

特に書くこともありません。木曜日のCPI待ちです。
気合い入れて待機!

それではまた明日!

水曜日(1月11日)

スケジュール

重要経済指標詳細

・9:30〜消費者物価指数(オーストラリア)【予想値:?、前回値:1.8%(前期比)】

《ロイター記事》
「豪CPI、第3四半期は32年ぶり高い伸び 利上げ再加速も」(2022.10.26)
・オーストラリア連邦統計局が26日発表した第3・四半期の消費者物価指数(CPI)は、前年比の上昇率が7.3%と32年ぶりの高水準となった。住宅建設コストやガス価格が急上昇し、豪準備銀行(中央銀行)が再び利上げを加速させる可能性が出てきた。
・統計局が最近公表を始めた月次のCPIも9月に加速する中、アナリストはコア・総合指数とも第4・四半期にさらに加速するのは確実とみている。
・中銀は先月まで50bpの利上げを4回実施した後、今月は利上げ幅を25bpに縮小していた。今年5月以降の引き上げ幅は合計250bpに上り、大幅な引き締めが個人消費にどう影響しているか見極めたい考えだった。

ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:1:00時点)

本日の東京時間も相変わらず動意が薄い相場。
ドル円は132円台前半で行ったり来たり。
もはや見る必要性すら感じませんでした。

かといってその後の欧州時間、NY時間においてもそこまで大きな動きは見られませんでした。
米国債10年利回りが若干低下したことによるドル安の流れは一旦見られましたが、そこまで強い勢いは感じられず。
売りも買いも閑散としている相場といって良いでしょう。

特にそれ以上、特記事項はありません。
勝負は明日。しっかり備えて待機しましょう!

米国債10年利回り(4時間足)

ごまぷいのトレードチェック

・トレードなし

そもそも相場に動意を感じられず、もはや見ているだけです。
ブログ書いている意味が全く感じられない3日間でしたが、明日はきっと派手に動くと思いますので、辛抱強く待ちたいと思います。

それではまた明日!

木曜日(1月12日)

スケジュール

重要経済指標詳細

・22:30〜消費者物価指数(アメリカ)【予想値:6.6%、前回値:7.1%(前年比)】

*コア指数【予想値:5.7%、前回値:6.0%(前年比)】

《ロイター記事》
「米CPI、11月は前年比+7.1%に鈍化 21年12月以降で最小」(2022.12.13)
・米労働省が13日発表した11月の消費者物価指数は前年比伸び率が7.1%と10月の7.7%から鈍化し、2021年12月以降で最小となった。伸びは2カ月連続で市場予想も下回り、米連邦準備理事会(FRB)が13-14日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を縮小する根拠となる可能性がある。
・11月の物価の伸び鈍化は、ガソリンや医療費、中古車・トラックの価格下落を反映した。一方、食品と家賃は引き続き上昇した。
・「インフレ動向は、多くのモノやサービスの価格の伸びが鈍化もしくはほぼ変わらないという転換点に達したように見えてきた」「今回初めて、FRBがインフレとの戦いに勝利していると言うことができる」
・「物価上昇圧力は緩和し、来春にはさほど引き締めの必要がなくなるという期待が高まっている」「しかし、パウエルFRB議長が間もなく利上げを停止できると確信するために必要な『説得力のある』インフレ面での改善とはまだ言えない」
・「インフレが今後さらに鈍化すると仮定すると、FRBは新年に軽くブレーキを踏むだけで、この引き締めサイクルを終了できるという見方を支える内容となった」「そうなれば、ソフトランディングの可能性が高まる。しかし依然として、軽度の景気低迷は想定している」

ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:3:00時点)

本日は東京時間8:20頃、読売新聞より以下のような報道が入りました。
「日銀、大規模緩和の副作用点検へ・・・年末の政策修正後も市場金利にゆがみ」
個人的には特に大きな材料には見えませんでしたが、ドル円は132.45円から131.91円まで急落しました。
その後、CPIを控えていることもあり、だらだらと円高へ展開に。
ひとまず、これに関しては、正式な声明がないのもありますので、一旦様子見となりそうです。

さて、待ちに待った22:30発表の消費者物価指数
まずは結果から。

・総合指数:予想6.5%→結果6.5%
・コア指数:予想5.7%→結果5.7%

ということで、市場予想通りとなりました。
指標発表直後、ドル円は131.500付近を乱高下し、ドル安→ドル高→ドル安の展開に。

中身を簡単に見てみると
総合指数は6ヶ月連続で鈍化
→インフレはピークアウトしたと確証を得られる
航空運賃等、エネルギーに左右されやすい項目も前月比で下落
新車・中古車に関しても前月比で下落

そこから、次回FOMCの市場予想は0.5%から0.25%へと縮小され、完全に織り込んでいる形となりました。

これを受けて、さらにハーカー;フィラデルフィア連銀総裁、ブラード;セントルイス連銀総裁も発言がありました。

ハーカー;フィラデルフィア連銀総裁
・「今後は0.25%の利上げが適切となるだろう」
・ 「インフレ緩和の兆し、コアは今年3.5%まで低下すると予想」
・ 「景気後退(リセッション)を予測していない。2023年GDP成長率は1%と予想」
・ 「今年の利上げは『あと数回』と予想している」

ブラード;セントルイス連銀総裁
・ 「2022年第4四半期はトレンドを上回る成長を遂げているようだ」
・「ここ数週間で世界的に見通しが改善」
・「労働市場は好調」
・ 「5%を超える水準は、FRBが確実にインフレを抑制するための最低水準」
・「今日のCPIデータは我々が正しい方向に向かっていることを示した」
・「インフレ率が簡単に2%に戻るという楽観的な見方が強すぎる可能性」

これらを総じて、現在ドル円は下値を拡大し、129.300付近まで下落しています。
日銀の政策修正に対する点検も警戒され、ドル円は下げやすい地合いとなりました。

テクニカル的な話をすれば、遂にドル円のロンガーにはトドメを刺された形。
重要なサポートを現在進行形で割っています。

USD/JPY(4時間足)

以前からブログで更新している通り、ドル円を買うならば、なんとしても134.000を上回る必要があったわけですが、結局はサポートを割る展開になりましたね。
となると、目先の目標はいよいよ125.000〜126.000になります。
今日の日足がどう閉まるかも重要ですが、この時間から数時間で130.000付近まで戻せるだろうか・・・。

米国債10年利回りも確認しましょう。

米国債10年利回り(4時間足)

実は、10年債はまだ耐えているんですよね。
ただ、かなりきつめの陰線が入ったことは間違いありません。
この直近のサポートを割った瞬間、ドルが総崩れとなるでしょう。

引き続き、10年債を中心に相場を見ていきたいと思います。

ごまぷいのトレードチェック

・GBP/USD(L):建値1.21790(SL:1.20760(103pips))×2
・GBP/USD(L):建値1.21159(SL:建値設置済)×1
・AUD/USD(L):建値0.69315(SL:0.68500(81.5pips)×2

GBP/USD(4時間足)
AUD/USD(4時間足)

いや〜新年初ポジにしては、なかなか良ポジではないでしょうか。(笑)

これらのポジは、CPI発表後、15〜30分経ったくらいからエントリーしています。
正直、こんなの結果論ですので、自慢するほどではないのですが、CPI発表直後はドル高、そしてドル安の流れはある程度想定していました。
ブログにも書いてきたとおり、なんせ予想が弱気でしたので、予想通り以上であればドル高に振れるだろうな、と。
ただ、地合い的に考えて、ドル高には積極的についていきたいと思っていませんでしたので、エントリーするならばドル安方向と決めていました。
だからこそ、すんなりポジション取れたということはあります。

明日は金曜日ですので、うまくポジションを捌けたらいいなという感じです。

それでは、また明日!

ぷいらいおん

新年初ポジは順調ですね!

ごま先生

このまま高値を超えて、週足が引けてくれると最高なのですが・・・。期待しながら見守ります!

金曜日(1月13日)

スケジュール

重要経済指標詳細

・24:00〜ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)【予想値:60.5、前回値:59.7】

《ロイター記事》
「米ミシガン大消費者信頼感、12月は59.1に上昇 予想上回る」(2022.12.10)
・米ミシガン大学が9日発表した12月の消費者信頼感指数(速報値)は59.1と前月の56.8から上昇し、市場予想の56.9も上回った。
・1年先のインフレ期待は4.6%と前月の4.9%から低下し、15カ月ぶりの低水準。5年先のインフレ期待は3.0%と横ばいだった。

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この記事を書いた人

本業は中高社会科教員の兼業FXトレーダー。某投資会社と契約し、現在プロップトレーダーとして真摯に相場と向き合っています。本業のスキルを活かし、教員らしく、分かりやすいように経済指標や世界情勢をお伝えします。愛称は「ごま先生」。「損益より値幅」がモットーです( ¯꒳ ¯ )ᐝ

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