トレーダーのみなさん、こんにちは!
11月第2週が始まり、月曜日からアメリカは冬時間に突入します。
今までの夏時間とは異なり、重要経済指標の発表時間は1時間後ろに押すことになります。
例えば雇用統計は21:30だったのが22:30。FOMCが3:00だったのが4:00。
今週の消費者物価指数も21:30ではなく、22:30となります。
また、ロンドンフィキシングも25:00へ・・・。
日本人にとってはなかなか厳しい時期となりますね。
トレーダーのみなさんは、お身体にはお気をつけください。
さて、11月第2週のメインはやはり木曜日の消費者物価指数でしょう!大注目です!
アメリカは先週のFOMCにおいて、ターミナルレート(政策金利利上げの最終地点)は市場予想より上、という話がでてきていますが、これはあくまでこれ以降の指標を考慮しつつの話。
だからこそ、来年まではしっかりと雇用統計・消費者物価指数・PCEの3つは注視していきたいところです。
それでは11月第2週、はりきっていきましょう!
この記事が、読者のトレーダーみなさんの一助となれば、幸いです。
この記事では毎日朝8時までに「ごまぷいの『おやすみ』短観」として、その日の相場の振り返りコメントを、「ごまぷいトレードチェック」では、筆者ごまぷい自信のトレード結果・ポジション報告を随時更新していきます!
ぜひとも毎日チェックしてくださいね!☺︎
では早速見ていきましょう!
・・・とその前に、こちらもどうぞ!
また、11月第2週のテクニカル分析は既に公開中です!
ぜひこちらも合わせて、ご参考ください!
月曜日(11月7日)
スケジュール
重要経済指標詳細
特になし
ごまぷいの「おはよう」短観(執筆:6:00時点)
今週の幕開けは、土日に報道された中国の「ゼロコロナ政策の堅持」報道により、コロナ規制緩和期待が後退したことから、大きくドル高の窓を開けてスタート。
サンデーダウを確認してそこまで大きな影響はないだろうと思っていた矢先、なかなかの窓で驚きました。
東京時間はそのドル高の流れを継続するものの、結局は停滞。147円台で落ち着きました。
その後、欧州時間では、米国債10年利回りが4.13%まで低下したことを受け、ドル円は146.500円付近を推移。
迎えたNY時間も、本日は重要経済指標はなく、非常に落ち着いた値動きで引けそうです。
米国債10年利回りを見ると、相変わらずの堅調な値動きですが・・・。
米株もなぜか強いんですよね。
通常なら両方強いことはなく、どちらかはフェイクなのですが果たして・・・。
とりあえず、本日もお疲れ様でした!
明日は特にこれといった指標はありません。それでは!☺︎
ごまぷいトレードチェック
・保有中
・NZD/USD(L):建値0.58391(SL:建値)×1
先週の金曜日から保有しているNZD/USD。週明けのドル高の大きな窓開けはさすがに驚きましたが、欧州時間くらいから持ち直してくれて、無事に金曜日の高値を更新。
このまま少なくともCPIまでは、ダラダラ上がってほしいなという期待を込めています。
エントリータイミングはこんな感じです。
雇用統計の流れをそのまま利用してエントリーしています。
既に半分利食いしているため、建値にSLを設置済み。
あとは、タイミングを見て、追加でロングを入れるかは検討中・・・。
ではまた明日!
火曜日(11月8日)
スケジュール
・アメリカ中間選挙の投開票
重要経済指標詳細
特になし
ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:3:00時点)
本日の東京時間も米国債10年利回りに揺られながら146円台で推移、静かな相場となりました。
引けに多少円高が進み、クロス円全般の上値が重い展開に。
しかし、欧州早起き勢はとても元気で、すぐに買い戻し・ドル売り相場へ。
東京時間は完全に否定されました。
その後もドル売りが目立ち、NY勢参入後、さらに加速。
冬時間ロンドンフィキシングである0時〜1時には急激なドル売りが入り、ドル安株高のリスクオン相場となりました。
特にファンダ的な意味合いがある相場ではなく、ドル円のストップロスが引き金となったドル安の模様。
と、いうのも、ドル円は「三角保合い」を意識するトレーダーが多いようで、146円を割り出すと一気に加速しました。
個人的には、「三角保合い」って抜けてから買うもの・売るものだと思っています。
それは、ただのレンジの可能性があるからですね。ドル円ってよくそういうことしてきます。
三角保合いを下に抜けたかと思いきや急反発、みたいな。
現在サポート付近ですが、長い目で見ると買い場。
ただ、チャート的にはあまり買いたくないような気もしてきます。
ということで、米ドルは明日の中間選挙投開票を前に崖っぷちとなりました。
中間選挙は共和党優勢であり、その辺は折り込み済みかと思われましたが・・・。
中間選挙の結果は明日のお昼頃分かるかと思います。
徐々に判明していくため、衝撃が走るほどの値動きはないかと思いますが、念には念を、防御力高くトレードしていきたいものです。
ごまぷいトレードチェック
・保有中
・NZD/USD(L):建値0.58391(SL:0.85650)×1
まだ持ってます。他にもエントリーする機会がある通貨ペアはあったのですが、明日・明後日のことも考えて、あえてエントリーせず。
念の為、緑の上昇チャネルを引きました。
僕はあまり、チャネルを利確の根拠にしないのですが、理想としては0.61500まで上昇すれば御の字かなと思ったりしています。
そうすると、チャネル上限・下落開始の水平線(紫水平線)と被るので・・・。
とりあえず、利切りの根拠が揃うまではホールドしつづけます。
そして、先日よりもSLの位置を引き上げています。
かなり大きなイベントが待ち構えていますから、防御力を高め、少しでも利益は取ろうというつもりで。
それではまた明日!
水曜日(11月9日)
スケジュール
重要経済指標詳細
特になし
ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:4:00時点)
本日の東京時間は米中間選挙や明日に控える消費者物価指数を意識されてか、かなり神経質な相場となりました。
一時選挙を意識したドル売りなども散見されましたが、そこまで大きな動きとはならず、でも若干のドル高相場となりました。
ロンドン時間になると、米国債10年利回りは4.17%台まで上昇、米株が軟調なのも相まってドル買いがさらに進む展開に。
全体を見た感じ、直近のドル安相場の調整とみられるような値動きでした。
肝心の米中間選挙ですが、下院はひとまず共和党優勢、上院も共和党優勢の状態。
開票作業は明日にもつれ込むかと思いますが、果たしてどうなるでしょうか。
さて、それでは明日は大注目の消費者物価指数です!
トレーダーは22:30に全員集合!
ごまぷいトレードチェック
・NZD/JPY:建値87.000→(SL86.400、60pips)×2
・AUD/USD:建値0.65153→(SL0.64750、40.3pips)×2
・EUR/USD:建値1.00876→(SL:1.00450、42.6pips)×2
・GBP/USD:建値1.14642→(SL:1.14150、49.8pips)×2
・NZD/USD:建値0.58391→(TP、0.58870、46.9pips)×1
・保有中
・XAU/USD:建値1715.27(SL:建値移動済み)
自分の思惑とは全く逆の値動きとなってしまい、今日は大惨敗です。
いやあ、少し慢心していました。エントリーのルールはもちろん決まっているのですが、焦ってしまいましたね。
恥ずかしくて載せるか迷いましたが、やはり勝ってるだけのトレーダーなどいませんから、しっかりと戒めのつもりで掲載します。
現在ゴールドショートのみ保有中。果たしてどうなることやら・・・。
ではまた明日!
木曜日(11月10日)
スケジュール
・五十日
重要経済指標詳細
・22:30〜消費者物価指数(アメリカ)【予想値:8.0%、前回値:8.2%(前年比)】
・コアCPI【予想値:6.6%、前回値:6.5%】
《ロイター記事》
「米9月CPI8.2%上昇、家賃・食品値上がり コア指数40年ぶり水準」(2022.10.13)
・米労働省が13日に発表した9月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比8.2%上昇した。伸びは1981年11月以来の大きさとなった6月の9.1%上昇から鈍化しているものの、市場予想の8.1%上昇を上回った。
・変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年比6.6%上昇と、予想の6.5%上昇を上回り、1982年8月以来の伸びを記録。
・ガソリンは4.9%下落。しかし、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が先週大幅減産を決定したため、ガソリン価格は底を打った可能性がある。
ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:3:00時点)
本日の東京時間は22:30の消費者物価指数をうかがう、極めて落ち着いた相場となりました。
動き出したのは引け頃(16:30頃)、ドル高へ向かう展開となり、ユーロドルはパリティー付近まで下落しました。
その後、ロンドン市場が開場しても方向感のない相場に。
かなり緊張感のある時間でした。
いよいよ迎えた22:30。
世界中のトレーダーが待ち望んだ消費者物価指数の結果はこちら。
・総合指数(予想:8.0%→7.7%)(前年比)
・コア指数(予想:6.6%→6.3%)(前年比)
結果の通り、予想を下回る数字となりました。
この結果を受けて、大きくドルは売られ、ドル円は最大で141.58円まで下落し、買いのストップロスを狩っていきました。
一方、この急激なドル安から、ユーロドルをはじめ、ドルストレートは急上昇。
また、このリスクオンムードを受けて株も大きく上昇、ダウは900ドル、NASDAQに関しても400ドル急上昇する展開に。
そして1:00には、バイデン米大統領が14日、習近平国家主席とバリ島で会談するという報道。
対面会談は3年5ヶ月ぶりであり、リスクオンムードを後押ししました。
その後、相場は落ち着きを取り戻したものの、ドル安相場は変わらぬまま週末を迎えそうです。
明日は、アメリカの債権市場のみ休みですのでご注意ください。(以下、金曜日の項目参照)
ちなみに、米国債10年利回りはついに4.00%を割り込みました!
ずっと監視していたこの水平線。
やはり割り込んだことによりリスクオンムードになりましたね☺︎
おすすめ通貨はイマイチですが、週初めの目線としては完璧だったかと思います!
今後も米国債10年利回りには要注目です!
ごまぷいトレードチェック
・XAU/USD(S):建値1715.27→1704.38(TP、108.9pips)×1
・XAU/USD(S):建値1715.27→建値×1
・保有中
・NZD/CAD(L):建値0.79810(SL:0.79150)×2
ゴールドは昨晩に珍しくショートを打ってCPIを迎え撃ちました。
半分はレンジ下限で利確できたものの、もう半分は残念ながら建値。
あの急変動で、建値で逃げられただけ奇跡です。(笑)
NZD/CADのロングは、CPI発表後の4時間足が確定するまで30分待ち、押し目をしっかりと捉えられました。
なぜか今日はやたらカナダが弱かったですね。
エントリー位置に関しては上出来だと感じています。
こちら日足チャートです。
長い目で見たら下降トレンドですが、短中期のロング狙い。
まずは0.81200付近で半分利確(リスクリワード2:1の140pips程度)、その後理想としては0.82525の水色水平線まで狙いたいものですが、半分利確した後は割と謙虚に利切りするつもりです。
まずは0.81200まではお願いしたい。
現状キウカナオンリーでしか入っていませんが、明日は週末関係なくドル売り目線でポジションを取れればと思います。
ドルストロングですね。クロス円はドル円に引っ張られているので一回様子見で。
それではまた明日!
キウカナ上手くいくといいな〜!ドルストも上手く押し目を拾いたい!
金曜日(11月11日)
スケジュール
・アメリカ・カナダが債権市場のみ休場(株式市場は通常通り)
重要経済指標詳細
・16:00〜第3四半期GDP(イギリス)【予想値:-0.4%、前回値:-0.1%】
《ロイター記事》
「英第2四半期GDP、確報で上方改定 判断コロナ前水準以下に修正」(2022.9.30)
・ONSは英経済がなお新型コロナウイルス危機前の水準を下回るとし、同水準を回復したとのこれまでの判断を修正した。ロックダウン(都市封鎖)で全国の企業が閉鎖した2020年は、新型コロナによる打撃が当初の予想よりも大きかったことが明らかになった。
・「第2・四半期の良いニュースにもかかわらず、経済が以前考えていたよりも悪い状態にあるということだ。しかも高インフレと借入コスト上昇の影響を完全に受ける前の段階でもある」
・新型コロナと英国の欧州連合(EU)離脱が経済に与えた影響は、以前考えられていた以上に大きいことを示唆している。
・24:00〜ミシガン大消費者物価指数(速報値)【予想値:59.7、前回値:59.8】
《ロイター記事》
「米ミシガン大消費者信頼感10月、59.8に上昇 インフレ期待も上昇」(2022.10.15)
・米ミシガン大学が14日発表した10月の消費者信頼感指数(速報値)は59.8と、9月の58.6から上昇した。消費者信頼感が順調に改善した一方、家計のインフレ期待は1年先、5年先ともに上昇した。
・10月の消費者信頼感指数は6月に付けた過去最低値を9.8ポイント上回っている。