【FX】2022年10月第3週、週足テクニカル分析!神田財務官「やや急」?いいから黙って豪ドルを売れ!

トレーダーのみなさん、こんにちは!

世界を震撼させる消費者物価指数(CPI)を無事に通過し、ようやく落ち着いてトレードができそうな第3週がやってきました。

そんなこんなで分析している最中、あの神田財務官から現在の為替動向に聞かれた際、「やや急」と答えた速報が届きました。

いやいや、「やや急」ってなんやねん!(笑)
個人的に好きなワードです。

先週、ドル円は1998年以来の高値(147.670付近)を無事に超えてきました

ドル円の動向はこれからも気になるところですが、それを踏まえて、来週の展望といきましょう!

・・・と、その前に。10月の初めにはこんな月足レベルの展望を公開しています!
まだの方はぜひご覧ください☺︎

また、本記事では主にテクニカル分析ですが、ファンダメンタルズ分析をした以下の記事は、毎日更新してますのでこちらもあわせて是非ご覧ください!(ポジション・トレード公開もしてます☺︎)

目次

2022年第2週の振り返り・・・

通貨強弱を確認しておこう

さて、おなじみの通貨強弱チェックの時間です。

さくっと振り返っておきましょう!

この通貨強弱は、FX-laboさんから引用いたしました。

簡単な振り返り

上の通貨強弱を見ながら、先週を簡単に振り返りましょう。

週を通して、大体の通貨強弱は一貫していたのが先週でした。

ポンド・ドル・ユーロが強く、オージー・円が弱い。NZ・スイス・カナダは中立。

ポンドに関してはもう完全にヘッドライン相場です。

債権を購入するといったり、やめるといったり。減税政策をするといったり、やっぱり増税するといったり。
なんで先々週、クラッシュしたんだろう?と思わざるをえないほどの急回復。ほとんどの通貨ペアで急落時の高値を更新しています。

米ドルも相変わらずですね。
個人的には先週のメイン、「消費者物価指数(CPI)でインフレ鈍化→ドル売りへ転換」となる想定でしたが、まさかのインフレは鈍化せず。
一旦の利食い的なドル売りは入ったものの、結局はドルは買われて週は引けました。
この消費者物価指数により、11月のFOMCにおける利上げ幅は「75bp」が「50bp」よりも優勢に。
となると、4会合連続で75bp利上げとなる見込みなわけですから、はっきり言ってドルを売る理由はまったくありません

ユーロに関しても堅調ですね。
インフレは鈍化傾向というか、ピークアウトしたように思われているようで、ウクライナ情勢の悪化もあまり影響せず。
10月8日頃のクリミア大橋爆破事件も全く影響せず。

引用:BBC NEWS

これを見たらわかる通り、クリミア大橋の爆破は「ウクライナ側」によるものだと推定できます。
この橋を破壊して困るのは「ロシア側」だからです。

クリミア半島は2014年からロシアに実効支配されている地域。
クリミア半島に駐留するロシア軍に物資を補給するのがクリミア大橋の役目です。
これを自作自演で破壊するほどロシアも暇ではないでしょう。
ただ、クリミア大橋が破壊されたところで、ロシア軍には海路がありますから、影響は限定的です。

話が脱線しました。
続いて弱いオーストラリアドル

これに関しては第1週の政策金利における、ネガティブサプライズが未だに尾を引いている状況。
NZドルに対して豪ドルが弱いのはこれが理由ですね。
下の記事で詳しく公開していますのでぜひ☺︎

最後に我が国の

いやぁ、どんだけ弱ければ気が済むんでしょうか。
海外からは旅行客がたくさん来日し、バンバン金を使う状況。

そんな中での神田財務官の「(現在の為替動向は)やや急」という発言。
え、これ「やや急」なんですか?(笑)
介入期待のドル円ショーターは涙目でしょうね。

とはいえ、介入は「急激な変動」の際に行うとされてはいますが、いつ・どれくらいの規模で行われるか全くわからない状況。
以前も指摘しましたが、1998年のドル売り円買い介入の情勢と明らかに現在は違います。
今年の1発目の介入でわかった通り、介入されたところで、「金利差」による円安は改善しません。押し目になるだけです。
少なくとも、介入期待で円を買うなら相手が悪すぎます。

先ほど、普段あまり見ないのですが、OANDAのオーダーブックを見てみました。

149円手前にやたらロングのオーダーがありますね。
これ間違いなくショートの逆指値でしょう。
149、150円にはそれぞれ売りの指値も並んでいますが・・・。

そんなことより「未決済のポジション」をみてください。
これだけ上昇しているのにショートの比率の方が高い・・・?

そう、勇猛果敢なドル円ショーター、為替介入ドリーマーのドル円ショーターは未だ生きています。
僕の、何の根拠もない予想ですが、恐らく、日銀・財務省はこのオーダーブックみたいなものを見ていると思います。
「急激な為替変動」は恐らく「損切りを巻き込んだ時」なのでは?と推測します。
となると、やはり149・150円超えた時は要注意かもしれませんね(買いの逆指値が並んでます)。

とはいえ、為替介入に振り回されるくらいなら、僕は違う通貨ペア選んだ方がいいと思いますけどね。

豪ドルを売りましょう(3週間目)

さあ、正直先週の時点で決着がついたかと思いますが、今週も豪ドルの売り場探しをメインにしていきたいと思います。

先週の記事がこちら☺︎

なんだかんだ、勝率はいい方だと思います。(笑)
もしよかったらRT、イイね等、よろしくお願いいたします。結構、がんばってます。(笑)

分析の前に・・・

ここからは、あくまでファンダメンタルズを一切度外視し、ローソク足のみで判断します。

また、チャート上には2つの移動平均線を表示しており、短期(オレンジ)の期間は12、長期(青)の期間は200とします。

推奨度は☆☆☆(高)〜☆(低)です。

※トレードはあくまで自己責任でお願いいたします。本記事を元に生じた、トレードの損失は補償いたしません。あくまで参考レベルに留めください。

激推し通貨ペアの紹介

AUD/CHF(推奨:ショート、推奨度:☆☆☆)

AUD/CHF(週足)

もう今月ずっとおすすめしているオジスイ
完璧でしょう。売り一択です。

水色水平線(0.64800)を上抜けるまでは売り場探しです。

ターゲットは相変わらずピンクの2つの水平線ですね。

月足も確認しておきます。

AUD/CHF(月足)

良い形で月足を作りにいってますね。
まさに今月高値を超えて陽線になるようなものなら、ショートは諦めてよさそうです。

ただ、いつものことですが、「マイナススワップ」ですから、お気をつけてください。
なかなか渋いマイナススワップです。

EUR/JPY(推奨:ロング、推奨度:☆☆)

EUR/JPY(週足)

この期に及んでユーロ円

僕もそう思います。為替介入という余計なバイアスさえなければ、全然買えると思います。

先週の週足の高値をカバーして引けていますし、高値圏をキープしています。
うまく上抜けすることができれば、さらに上に抜けていけるでしょう。

EUR/JPY(月足)

こちら月足となります。
まず目先の目標は149円付近、うまくいけば167.700付近まで行きそうでは?
意外と悪くないと思います。

先週安値(140.900)を下抜けしない限りは、買い場探ししたいところ。
もちろん、日銀砲・財務省砲には気をつけつつ。

GBP/JPY(推奨:ロング、推奨度:☆☆)

GBP/JPY(週足)

こちらポンド円です。

ユーロ円と全く同じ状況。
先週足の高値をカバーして引けて高値圏をキープ。

某有名配信者Gが160.150付近でショートが捕まっており、巷を騒がせています。

トドメ、刺しにいきましょうか。(笑)

水色水平線(先週安値、159.720付近)を割らない限り、買い場探しです。

GBP/JPY(月足)

こちら月足。

まさに月足200smaを超えるか超えられないかの瀬戸際。

もはや長期で保有できるかもしれません。

AUD/CAD(推奨:ショート、推奨度:☆)

AUD/CAD(週足)

今月毎回載せているオジカナ

先週は大きく稼がせてもらいました。

なぜ☆が1つになってしまったかというと、シンプルに、新規で売るには少し厳しいゾーンに来たということがあります。

確かに先週足ほぼ下髭なしなのですが、もう少し戻りは欲しいところかなと。

ただ、売り場探しであることには変わりません。

まとめ

さて、どうだったでしょうか。

今週のおすすめは「オジスイ」です!
マイナススワップには気をつけて!

ドル円、というか日銀・財務省の顔色を伺いつつ、クロス円のロングも狙いたい、そんな1週間になりそうです!

では、来週もがんばりましょう!☺︎

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この記事を書いた人

本業は中高社会科教員の兼業FXトレーダー。某投資会社と契約し、現在プロップトレーダーとして真摯に相場と向き合っています。本業のスキルを活かし、教員らしく、分かりやすいように経済指標や世界情勢をお伝えします。愛称は「ごま先生」。「損益より値幅」がモットーです( ¯꒳ ¯ )ᐝ

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