【FX】2022年第4週、週足テクニカル分析!クロス円ショーターがやられてんのに、『為替介入』に日和ってる奴いるう!?来週はリスクオン目線!

トレーダーのみなさん、こんにちは!

ついに10月も終盤を迎えました。

先週も相変わらず凄まじい相場でしたね。
2008年以来、米国債10年利回りが4.3%を超えたことを背景に、ドル円は31年ぶりの高値、152円手前まで上昇しました。
その後、金曜日のロンドンフィキシングにはようやくドル売り円買いの為替介入。一時146.200付近まで円が急騰しました。

今年いっぱいはドル円の動向をうかがいながらのトレードになりそうです。

そんな中での10月第4週。いい形で締めくくりたいですね!
それでは、来週の展望といきましょう!

・・・と、その前に、10月の初めにはこんな月足レベルの展望を公開しています!
まだの方は是非ご覧ください☺︎

また、本記事では主にテクニカル分析ですが、ファンダメンタルズ分析をした以下の記事は、毎日更新していますので、こちらもあわせてご覧ください!(僕のトレード・ポジションも公開してます☺︎)

目次

2022年第3週の振り返り・・・

通貨強弱を確認しておこう

さて、おなじみの通貨強弱チェックの時間です。

さくっと振り返っておきましょう!

この通貨強弱はFX-laboさんから引用しました。

簡単な振り返り

上の通貨強弱を見ながら、先週を簡単に振り返りましょう!

週を通して、リスクオン傾向だったのが先週の特徴ですね。
豪ドル・NZドルが強く、円・ドル・スイスフランが弱い。まさに鉄板です。

今こうして書いていてびっくりしました。
先週は歴史的な記録を出したドル円ですが、まさかのこの通貨ペアは最下位争いだったんですね。

どうりで上げ方が地味だったわけです。
と、いうのも、米ドル円の売り板は相当軽く、これといって明確なレジスタンスがない状態の上げでしたからね。

先週の主役は完全にドル円であり、確かに通貨強弱ははっきりしていたものの、大きくトレンドが出たというほどではなかったように感じます。
オセアニア通貨は上記の通貨強弱を見ると一貫して強かったといえばそうなんですが、チャート上だとそこまで強くは感じません。

ファンダメンタルズ的な話も基本はドル円の話ばかり。
強いていえば、イギリスのトラス首相が英史上最速で辞めたことくらいでしょうか。

先週のターニングポイントはまさに金曜日のロンドンフィキシング。
アメリカの利上げ幅縮小の話と為替介入のダブルコンボ

これらに関しては、上記記事の「金曜日」の項目に概観を載せていますので、まだの方はぜひ確認してください!

それでは早速テクニカル分析といきましょう!

リスクオン狙いで円を売れ!

さて、ここで、第4週から目線の修正をしようと思います。

今まで第1〜3週まで、常に豪ドルをひたすら売る目線でブログを書いてきました。

かなり執着していましたね。(笑)

第1・2週は上手くいったものの、第3週は売り場探しに困り、結局ポジションが取れず。

ただ、やはり先週の金曜日のドル売りにより、少なくとも短期的にオセアニア通貨買いのリスクオンに転換したようにも見えてきました。

ここは柔軟に、オセアニア通貨の買いに方針を変えようと思います。
特に、NZドルです。豪ドルよりも圧倒的に。

NZドルは政策金利はまだまだ道半ばで、先日のCPIも依然として堅調。まだまだ利上げ幅が見込まれます。
一方豪ドルは前回の政策金利でのネガティブサプライズにより、完全に豪ドルとNZドルの差が出ています。

AUD/NZD(日足)

上のチャートはAUD/NZDの日足です。
「転換」とは言い切れないですが、かなりの角度で下げてきています。

来週は少しこの通貨ペアを監視しつつ、トレードに臨みたいと思います。

分析の前に・・・

ここからは、あくまでファンダメンタルズを一切度外視し、ローソク足のみで判断します。

また、チャート上には2つの移動平均線を表示しており、短期(オレンジ)の期間は12、長期(青)の期間は200とします。

推奨度は☆☆☆(高)〜☆(低)です。

※トレードはあくまで自己責任でお願いいたします。本記事を元に生じた、トレードの損失は補償いたしません。あくまで参考レベルでお願いいたします。

激推し通貨ペアの紹介

NZD/JPY(推奨:ロング、推奨度:☆☆☆)

NZD/JPY(週足)

今週の激推しはNZ円

現在地は80円〜88円のレンジのど真ん中ではありますが、着々と上を目指しているように思えます。

為替介入のリスクは確かにあります。ただ、相手がドルと円、どちらを選ぶかといえば、やはり円でしょう。

先週は為替介入により、多少長い上髭となってしまっていますが、これを回収した暁には、2015年以来の92円台へと目指せそうです。

NZD/JPY(日足)

日足にして、さらにレンジ部分を拡大しました。

レンジ最中のダブルボトムは特に気にすることはないんですが、もし仮に83.910付近に売りが溜まっており、現在捕まっているのだとしたら、上がるタイミングは今かと思います(週足のチャートを見ても、この辺は売りが入りやすそうです)。

よって、来週はこの83.910の水色水平線を下回らない限りは上目線で買い場探しをするつもりです。

あくまでレンジの真ん中であり、上も重たそうですが、先週足の上髭を回収した瞬間、歓喜の瞬間が訪れる・・・!?

EUR/JPY(推奨:ロング、推奨度:☆☆)

EUR/JPY(週足)

先週に引き続き、ユーロ円を紹介しましょう。

先週もロング戦略でしたが、無事に陽線をつけられたものの、2014年高値の149円台に阻まれた形。

しかし、こんなところで挫けてはいけません。引き続き上を狙います。

EUR/JPY(日足)

こちら日足です。

今年のウクライナ情勢の悪化から月足陰線をつけた7月、実は144円付近から下落していましたので、先週の為替介入での144円の反発は大いに考えられました。日足の短期移動平均線とも合致しますしね。

来週は時間足にまで落とし込んで、143.800〜144.000を背に買い戦略で考えていきます。

そもそも、133円付近を割らない限り、上目線ですが、さすがにそこまで引っ張る必要はありません。
まずは近い背を決めて、割り込むようなら一旦フラットに。もう一度上昇するようなら買いますし、133円を割り込むなら売っていくイメージで。

まずは150円を目指しましょう!

AUD/JPY(推奨:ロング、推奨度:☆)

AUD/JPY(週足)

続いてオセアニア兄弟の豪ドル円

こちらも金曜日の為替介入のせいで先週足は上髭陽線。

ただ、しっかりと足場をつくったようにも見えます。

これに関しても上を狙いたいところですが、NZ円同様、レンジの真ん中なので時間足レベルにまで落とし込みつつ、買い場探し。

AUD/JPY(4時間足)

こちら見ての通り、94.700付近は売りが強いレジスタンスとなっています。

まずはこのレジスタンスを撃破してから。現状は買えません。
じっくり待ちましょう。

GBP/JPY(推奨:ロング、推奨度:☆)

GBP/JPY(週足)

続いてポンド円

正直最近はヘッドライン相場ですから、激推し!というほどではなのですが、僕は面白いと思っています。

先週の月曜日の上げにはお世話になりました。170円台に乗った時でした。
なお、先週捕まっていた某有名配信者Gは169円台で損切りが入っています。

先週は上髭で戻され、かつ陰線ですから、上値が相当重いことは確かなのですが、引き続き上を狙いたい形。
「人間手榴弾」とまで言われた首相が辞め、ようやく落ち着いてきていますし、先週発表されたCPIは予想+9.9%に対して10.1%と高止まり(ファンダの話してすみません)。
そういった意味でも買っていいのではないでしょうか?

GBP/JPY(日足)

これもユーロ円同様、為替介入は日足の短期移動平均線でピタッと止められていますから、これをまずは背にして買い戦略です。

ただ、週明けすぐに買いを入れるのではなく、あくまで買い場探しからです。
なんせ、先週の上抜けは騙しの可能性も否定できない、というのと、レンジの中に戻ったこと、金曜日の日足陰線が強いことが挙げられます。

ボラティリティーもしっかりありますから、十分に注意していきたいところです。

まとめ

以上が今週のおすすめです!

要するに「円を売れ!」です。

ただですね、今週はいつもと違い、週足から下位足にまで落とし込んで戦略を組みました。
少し慎重に狙うべきだと思うからです。
レンジの上限だったり、ど真ん中だったり。

先週の為替介入がどれほど相場に影響を与えたのか、しっかりと注視しながら慎重にロングを狙っていこうと思います。

もし金曜日の流れを継承するのであれば、また他を探すかもしれません。

それでは、また来週もがんばりましょう!

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この記事を書いた人

本業は中高社会科教員の兼業FXトレーダー。某投資会社と契約し、現在プロップトレーダーとして真摯に相場と向き合っています。本業のスキルを活かし、教員らしく、分かりやすいように経済指標や世界情勢をお伝えします。愛称は「ごま先生」。「損益より値幅」がモットーです( ¯꒳ ¯ )ᐝ

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