トレーダーのみなさん、こんにちは!
先週はFOMCをはじめとして、イギリス・スイス・日本政策金利、イギリス・カナダ・日本消費者物価指数、月例の欧州PMIラッシュと、指標祭りの週でした。
アメリカは既定路線通り据え置きでサプライズなしでしたが、イギリス・スイスに関しては25bp利上げ予想に対してまさかの金利据え置き。
欧州は製造業・サービス業のPMIも徐々に悪化していることから、いよいよ景気に軋みが出てきているのがうかがえます。
一方日本は恒例の「政策金利据え置き&金融緩和継続」。
植田総裁が記者会見をしていましたが、もはやその会見会場は「何としてもタカ色を引き出したい記者vs純度100%の現状維持ハト総裁」の対決構図が出来上がっていました。
もう、「安心して円を売れ」と。
ただ、ドル円に関してはやはり上値の警戒感が強く、完全にジリ上げでした。
というのも、前回の特大為替介入はまさにFOMC&日銀通過後「よしドル円を安心して買おう」勢が出てきた夕方に直撃しましたからね。
今回も同じようなことが起きるのではないかと警戒されたのでしょう。
さて、今週も指標が多いです。
欧州の消費者物価指数をはじめ、アメリカはPCEデフレータ、その他Aランク程度の指標がずらりと並んでいます。
やや神経質な相場が続いていますが、今週も頑張っていきましょう!
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今週からさらにパワーアップしました!
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通貨強弱
先週の通貨強弱
過去3か月の通貨強弱
*上記画像はFX-labo様より引用。公認スポンサーになりました!☺
読者のみなさんも、通貨強弱のチェックはぜひ、FX-laboさんで!
今週の重要経済指標スケジュール
☆月曜日(9月25日)
※特になし
☆火曜日(9月26日)
・22:00~ケース・シラー米住宅価格指数
・23:00~消費者信頼感指数、新築住宅販売件数、リッチモンド連銀製造業指数
☆水曜日(9月27日)
・8:50~日銀金融政策決定会合議事要旨
・10:30~消費者物価指数(オーストラリア)※基本的に四半期別の数字がメインのため、今回の重要度はやや低
・21:30~耐久財受注(アメリカ)
☆木曜日(9月28日)
・10:30~小売売上高(オーストラリア)
・21:00~消費者物価指数(ドイツ)
・21:30~第2四半期GDP(確定値)、新規失業保険申請件数、個人消費etc…
・23:00~住宅販売保留
・29:00~パウエルFRB議長発言
☆金曜日(9月29日)
・8:30~東京都区部消費者物価指数
・15:00~第2四半期GDP(改定値、イギリス)
・18:00~消費者物価指数(ユーロ)【予想値:4.5%、前回値:5.3%】
・21:30~個人消費支出(PCEデフレータ)【予想値:3.6%、前回値:3.3%】、7月GDP(カナダ)
・23:00~ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)
今週のトレード戦略
円の弱さは日銀が太鼓判を押した
ドル円の週足です。
ご覧の通り、毎週のように陽線を作って上がっていますが、はっきり言ってボラティリティーがあるかと聞かれると、答えは「ない」だと思います。
まして、先週はFOMCに日銀と、アメリカも日本も両方とも政策金利発表があったにも関わらず、この程度。
陽線をつけているということは、実際どこで買っても、現在は大抵含み益にはなっているわけですが、これから買うにしてはあまりにも高すぎるかなと思います。
どうしても152円手前のレジスタンス、財務省の為替介入ラインは意識されますからね。
もちろん、イベント的な売りが入っただけですので、テクニカル的なレジスタンスではないわけですが、どちらにせよ、152円以上を目指すとなると、「いつ介入されてもおかしくない」状況。
週足レベルではもはや137円ミドル付近まで下落しない限り買えませんね。
逆に言えば、137円ミドルまでは完全に上目線です。
クロス円のショートは「ない」です。
ファンダメンタルズ的に円を買う理由が乏しいので。
ただ、やや視野を狭めてみると、144円ミドルのサポートは試しに買ってみたい。
よっぽど強い売り圧力が入らない限りは良い押し目かなと思います。
こちらは円インデックスの週足。
ドルインデックス同様、円単体の強さを表しているものです。
ドル円と完全に逆相関ではないのですが、相当強いつながりはあると思います。
こちらを見ると、間もなくサポート付近。
もちろん、そのサポートを作った昨年の10月は為替介入直前のタイミングと重なります。
これを踏まえると、いかに円が弱いかがうかがえると思います。
ただ、日銀の記者会見の温度感を見ていてもこれに対する危機感はまるでなく、こんな高いところでドル円を買っていいのか?と心配するのがバカバカしいほどです。
一応念のため書いておくと、日銀は政策金利を操る機関で、為替に関しては基本財務省の管轄です。
ですので、仮に植田総裁が「まだ」と匂わせても、数分後に為替介入ズドーンはありえます。
もちろん連携を全くとっていないわけではないですが。
こちらは日経平均株価の週足です。
先週はやや軟調だった様子。
株式相場に関しては全くの初心者で、参考にする程度ですが、ドル円の動向をうかがうには必要な材料かと思います。
先週の下げ方はやや強く、先々週の安値を割り込んでの下げとなりました。
このまま3万円台の節目をウロウロするんだと思います。
ドル円は早く買いたいのですが、最近はスキャルピング専門の押し目しか来ませんね~
高い位置に指値があればヒットしてるのでしょうが、個人的には、この位置で買いポジションがあること自体がリスキーな気もしています。
ドルの強さもいまだ健在だが・・・?
当ブログでいつも取り上げてきたドルインデックス。
いよいよレジスタンスラインに接触しました。
先週で10週連続陽線という記録を残し、来週も記録更新となるか、という地合い。
結局ドルは強いわけです。
仮に相手の通貨ペアがそれを上回る強さであって、相対的にドルが弱かった週もあったけれど、結局は強いんです
ただ、さすがにドルの強さは一旦ここまでか。
中期レベルで一旦安値を切り下げてからの上げですから、さすがに売りの抵抗も入るでしょう。
若干適当に引いてますが、下降トレンドの上限でもあります。
逆に言えばここさえ華麗に突破すれば「ドル一強」時代の再来か。
こちらは米国債10年利回りの週足。
なんとこちらに関しては、直近のレジスタンスラインを華麗に突破している状況。
さすがに驚きました。
強い。本当に強いです。
ましてや、先週は政策金利発表があったものの、「据え置き」ですからね。(笑)
単純に、米国債10年利回りが強いからといってドル高に直結するわけではないですが、材料としては申し分ないです。
あとは上記にあげたドルインデックスのレジスタンスを突破できるかどうか。そこにかかっていると思います。
さて、ナスダックを見てみるとこちらはかなり軟調。
不思議ですね。
政策金利が据え置きならば、株式市場には追い風のはずですが、先週は陰線。
当然、為替に限らず、株式相場も複合的な要因で陰線を作っているのですが、このダブルトップ形状の落ち方は14000ドルを割り込んでくるかもしれませんね。
先々週は米中の関係悪化を懸念しましたが、最近はそこまで大きなニュースはなく。
まぁこれに関してはトランプ大統領の時代から「プロレス」で終わることが多く、「またそれか」程度で良いと思います。(むしろそうしてくれないと色んな意味で迷惑です(笑))
ドルロングでOK
こちらは先々週も掲載しましたが、豪ドルの週足です。
ドルの動向やナスダックの動向を考慮し、リスクオフの流れに弱い豪ドルの売りで勝負したい。
先週はあまりにも欧州通貨が情けないほど弱かったので、相対的にオセアニア通貨は強かったですが、決して豪ドル単体が強かったわけではありません。
まずは現在値から上に反発できるかどうか。反発してくれば喜んで叩きます。
逆に、反発せずにサポートを割っていくようならば僕としては渋い。
僕はまだ売れていませんので(先週の指値に0.2pips届かず…)、できれば上がってきてほしいですけどね。
現在のごまぷいポジション
☆エントリー中
現在なし
☆指値
※以下、チャート上はオレンジ水平線が指値、水色水平線がSLです。日曜日(執筆)時点です。
ドル円(USD/JPY)ロング
・第1指値:146.000
・第2指値:144.600
→SL:144.000(計260pips)
豪ドル(AUD/USD)ショート
・第1指値:0.66000
→SL:0.66500(50pips)
ドルスイ(USD/CHF)ショート
・第1指値:0.91250
→SL:0.91850(60pips)
・第2指値:0.94100
→SL:0.94800(70pips)
先週は指値にヒットせずノートレード。今週こそは・・・!
待つのも相場!じっくり準備していきます!