トレーダーのみなさん、こんにちは!
先週はオーストラリア・カナダ政策金利、ISM非製造業景況指数がメインとなる週でした。
ドル円はきっちりと先週金曜日の上げを継承し、週足では上髭なしのじり上げ。
週足終値は147.800付近と、いよいよ150円台が目の前に来ています。
ただ、かなり警戒感も高まっているのも事実で、この辺に関しては後述しようと思います。
さて、今週も重要経済指標が目白押し。
アメリカの消費者・生産者物価指数、欧州政策金利発表、イギリス・オーストラリア雇用統計・・・。
夏休み勢も本格的に復帰し、今週も気合いが必要な週となりそうです!
それでは、今週も頑張っていきましょう!
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ごまぷいの2023年の目標は「フォロワー1000人」ですので、何卒お付き合いいただければと思います!
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今週からまた少しリニューアルしました!
今週のトレードに活きるような情報をメインに書いていきます!
通貨強弱グラフ
先週の通貨強弱
過去3ヶ月の通貨強弱
*上記画像はFX-labo様より引用。公認スポンサーになりました!☺︎
読者のみなさんも、通貨強弱のチェックはぜひ、FX-laboさんで!
今週の相場分析
重要経済指標スケジュール
☆月曜日(9月11日)
※特になし
☆火曜日(9月12日)
・15:00〜雇用統計(イギリス)
*失業率【予想値:4.5%、前回値:4.2%】
・26:00〜10年債入札
☆水曜日(9月13日)
・15:00〜GDP・貿易収支その他(イギリス)
・21:30〜消費者物価指数(アメリカ)
*総合指数【予想値:3.6%、前回値:3.2%】
*コア指数【予想値:4.3%、前回値:4.7%】
☆木曜日(9月14日)
・10:30〜雇用統計(オーストラリア)
*新規雇用者数【予想値:2.43万人、前回値:-1.46万人】
*失業率【予想値:3.6%、前回値:3.7%】
*21:15〜ECB政策金利発表【予想値:据え置き、前回値:25bp利上げ】
・21:30〜生産者物価指数【予想値:1.5%、前回値:0.8%】
その他:小売売上高、新規失業保険申請件数(アメリカ)
*コア指数【予想値:2.2%、前回値:2.4%】
・21:45〜ラガルドECB総裁記者会見
☆金曜日(9月15日)
・21:30〜NY連銀製造業景気指数
・22:15〜鉱工業生産(アメリカ)
・23:00〜ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)
今週のトレード戦略
ドル円は常に押し目買い
土曜日早朝、読売新聞より「マイナス金利解除、物価上昇に確信持てれば選択肢」という記事が公開されました。
相場が引ける直前の朝5:00に出てきたことから、何かしらの意図を感じます。(以下リンク)
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230908-OYT1T50416/
その記事には植田総裁の発言として
「持続的物価上昇に確信持てれば、マイナス金利解除を含め色々な選択肢」
「年末までに十分な情報やデータが揃う可能性はゼロではない」
「物価目標の実現にはまだ距離、粘り強い金融緩和を続ける」
と、あったようです。
先週は神田財務官をはじめとして、極めてしぶとい円安に歯止めをかけるような、いわゆる「口先介入」が何度もありましたが、ようやく植田日銀総裁からも言及してきましたね。
時間も時間であったので、相場への影響は大したことはなさそうですが、週明けはやや注意が必要です。
今週も、こうして口先介入、さらには「レートチェック」と呼ばれるような干渉が入ってくることが予想されますが、円買いが入れば迷わず逆張りして良いと思います。
むしろ、こういった干渉を期待するような円買いは極めて危険だと思います。
それこそ、レートチェックすらまだしていない段階ですので、為替介入という最終的な段階はまだまだです。
こちらは円インデックスの日足。
ドルインデックス同様、円単体の強さを表しているものです。
こちらを見てもひとまず下値余地はありますので、円売りは継続で良いかと思います。
これが72の水平線を上に抜けてくるようなら、すこし転換を疑いますが、はっきり言って直近では可能性が低いと思います。
こちらは日経平均株価の日足です。
直接、円の強さと関係するわけではないですが、円売りの相場であれば、輸出企業の先行きが好調となるため、日経は上がりやすいと言われています。
今のところは完全に上昇トレンドでして、目下30000円を割り込まない限りは上目線です。
ドル円のトレードをするならば、気にしておいて損はないかと思います。
日経平均株価はもう当たり前のように3万円台をキープしていますね!
ここ最近の慢性的な円安が影響しているのでしょうね〜
ドルは強い地合いが続く予想
ドルインデックスに関しては、いよいよ正念場のレートに近づいてまいりました。
まずは105ドル中盤のレジスタンスを上に抜けし、106ドルをのぞくことができるかどうか。
先週のドルの強さの要因は、ほぼ間違いなく今週の消費者物価指数の強気予想だと思います。
逆に9月FOMCでは、「利上げ」ではなく「据え置き」予想ですから、はっきり言ってドル売りに傾いてもおかしくない相場です。
このドル高は少なくとも水曜日のCPIまでは続く可能性は高そう。
また、米中関係にもやや陰りが見えてきており、株安リスクオフを引き金としたドル買いも想定しておく必要があるかと思います。
こちらはほぼ問題なく上昇を続けています。
ただ、現時点では直近高値付近で少し警戒が必要な位置。
4.40%を上に抜けていくようならば新しい世界が見えると思います。
リスクオン・オフを判断する材料としてナスダックを提示しておきます。
現在は日足レベルだと6月からレンジですね。
もう少し短期で見るならば短期上昇中、超短期調整中といったところでしょうか。
ナスダックに関しては、言ってみれば100銘柄の複合的な影響がありますので、僕の主戦場ではなく、あくまで参考程度に追いかけています。
さて、以上を考慮した上での今週のドル円戦略としては
☆ドル円は全てにおいて押し目買い。
・口先介入や近い未来の「レートチェック」に注意し、144.530付近から指値買い
・それより上での「買い」は突っ込み買いとなるため、様子見する。
ドル円ロングはヒヨったら負け!損失を固定して何度もチャレンジしたいところ。
フルレバロングじゃ〜!!!
お金いらないならどうぞ。。。
オジドルのショートは狙っていきたい
短期から長期にかけて、すべて下降トレンドとなっているオーストラリアドルです。
これに関しては2つに分けてショートしていきたい。
できれば0.652の1発で仕留めたい気持ちがあります。
短期の下降の角度に合わせたオレンジのトレンドラインと水平線がぶつかる位置ですね。
仮にCPIの強気な予想通り、数字が強いと当然リスクオフ要因となります。
となれば、豪ドルは必然的に売られていくでしょう。
☆ドル買い戦略の一例として
・豪ドルショート、0.652〜0.662の範囲で2発に分割し、狙っていく
・基本的には0.662を上抜けで一回目線リセット
今週のまとめ
ということで、今週の記事は以上です!
今週は上記にある通り、重要経済指標が並んでおり、特に欧州の政策金利発表と米消費者物価指数は要注目。
戦略としてはドル買い一辺倒です!
それでは、今週も頑張っていきましょう!