【FX】2022年11月第3週、ファンダメンタルズ分析&相場短観!怒涛のFED要人発言でインフレ鈍化への言及レース開幕!?&プレゼント企画詳細はこちら☆

トレーダーのみなさん、こんにちは!

歴史に刻まれるほどのドル円下落を誘発した、11月消費者物価指数を乗り越え、ようやく第3週へと突入しました。

ドル円下落はもちろん注目に値しますが、なんといっても「インフレ鈍化」の兆しがあるのか、ないのか。
たった一回の「鈍化」結果で果たして決めつけていいのかがポイントです。

とはいえ、相場はドルを売ったのは事実ですし、「期待」が完全に先行しているのは間違いありません。

ただ、12月のFOMC前に、もう一度消費者物価指数の発表(来月)がありますし、11月末にはPCEデフレーターも控えています。
パウエルサイドも、この辺の数字を見て決めていくことになるでしょうから、要注目ですね。

そんな中の11月第3週ですが、ご覧になってわかる通り、FED要人発言の多さが半端ではないです
こんなに用心発言が控えてるのは個人的には初めて。
役職の違いはあれど、どんなことを発言するのかは注視していきたいところです。

この記事では毎日朝8時までに「ごまぷいの『おやすみ』短観」として、その日の相場の振り返りコメントを、「ごまぷいトレードチェック」では、筆者ごまぷい自信のトレード結果・ポジション報告を随時更新していきます!

ぜひとも毎日チェックしてくださいね!☺︎

週初めのテクニカル分析記事はこちらで公開中!

それでは、11月第3週、はりきっていきましょう!

・・・とその前に!!!
これより、ごまぷい初のプレゼント企画の詳細を記載します!ぜひご参加ください!

目次

ごまぷい初プレゼント企画!

読者のみなさん、お待たせしました!

2022年10月1日から本格的にブログを書き始め、はや1ヶ月半。
読者の皆様のおかげで、節目のトータル1000pvを突破し、現在は1218pv(2022.11.13.22:15時点)となりました

これもひとえに、読者の皆様のおかげです・・・。

何を隠そう、ごまぷい自身は「兼業トレーダー」でして、本業は「あの」ブラックな教育関係の人間です。
毎日8:00には出勤して、帰りは19:00頃。
そんな中で、夜は次の日の準備をして、ブログを書き始めるのは3:00を回ったこともザラでした。

それでも、少しずつTwitterのフォロワーも増え、見てくれる人が多くなっていくと、嬉しくなって必死に書き続けた1ヶ月半。

時には更新できず力尽きてしまった日もありましたが、みなさん暖かい目で見守ってくれたおかげで、ここまでやってこれました。
本当に感謝申し上げます・・・。

そんな読者の皆様へ、感謝の気持ちとして、
プレゼント企画やっちゃいます!!!

詳細は、こちら!!!

応募条件:Twitterのフォロー&この記事を載せたツイートをRT(2つ揃って応募完了です。)
プレゼント内容:「ごまぷい」のフォロワー数の百の位×1000円
→例)現在のフォロワー数は281人なので「2」×1000円=2000円!
当選者数:「ごまぷい」のフォロワー数の百の位×1人
→例)現在は2名!
応募期間:2022年11月18日(金)23:59まで
当選発表:2022年11月20日(土)24:00(Twitterにて発表)
プレゼント配布手段:「PayPay」か「Amazon ギフト券」か「Appleのギフト」

という感じです!

つまり、簡単にいえば、僕のフォロワーが増えれば増えるほど、プレゼントが大きくなっていきます!!!

奮ってご参加ください☺︎

ちなみに本日11月13日は僕の誕生日!
「おめでとう」の一言があると、当選確率が・・・!?

それでは、皆様のフォロー&RT、楽しみにお待ちしています!

https://twitter.com/gomapui_fx/status/1591796022367621120?s=20&t=1w8kTpCP2uwMYeq9B7oe3w

月曜日(11月14日)

スケジュール

重要経済指標詳細

特になし

ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:3:00時点)

今週の週明けは、先週末の急激なドル売りの反動もあってか、大きくドル買い方向の窓を開けてスタート。
先週に引き続き、同じような幕開けとなりました。

東京時間はその後、週明けらしく静かな値動きの展開に。

動き出したのはいつも通り欧州参入後。全般的に円売りが入り、クロス円は大きく上昇するきっかけを得ました。

そうこうしているうちに22:30。
米中首脳会談が終了し、バイデンの記者会見が始まりました。

「習近平・中国国家主席との会談で、ロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮問題を取り上げた。」
「習近平中国国家主席に、競争を衝突に発展するべきではないと発言。」
「台湾に対する中国の高圧的な行動に反対を表明」

とはいえ、これらの発言は聞き慣れていますし、市場は大きく反応せず。

そして25:40頃、最近何かと注目を集めているブレイナードFRB副議長

「コアインフレデータを非常に懸念している。」
「利上げに向けてやるべきことはまだまだたくさんある。」
「利上げペースの減速は近く適切になるだろう。」
「暫定的なインフレデータは今のところ心強い。」


今回は見た感じ珍しく「ハト」よりの発言。
どちらかというと彼は「タカ」派ですからね。

これから先の今週は、FEDによる要人発言が過去まれに見れるレベルの多さですから、しっかりと注目していきましょう!

明日は米生産者物価指数がメインでしょうね。しっかりと待機です!

米国債10年利回り

チャートを見ても、一旦は調整的なことが起きるかもしれません。
下落の勢いはローソク足が物語っています。

とりあえず今週も、しっかりと米国債10年利回りは注視したいと思います。

ごまぷいトレードチェック

・GBP/CAD(L):建値1.56550→(SL、1.55850、70pips)×2
・GBP/CAD(L):建値1.56153→(SL、1.55850、30pips)×1

・保有中
 ・NZD/CAD(L):建値:0.79812(SL:0.81052)×1
 ・NZD/CAD(L):建値0.81050(SL:0.80550)×2

NZD/CAD(4時間足)

こちらは8:00時点のチャート。
先週、実はすでに3本分利益確定が既に済んでいます。
今回の保有ポジは、初手の2本分の1本、さらに昨日追加した2本の合計3本です。
0.825(水色水平線)をめどに目指していきます。

ポンカナは予想外にも大幅反落。
こればかりは仕方ないですね。
自分としては得意な形で入ったので残念賞ということで。

さて、また明日からがんばりましょう!

火曜日(11月15日)

スケジュール

・トランプ前大統領による「重大発表」の予定

重要経済指標詳細

・8:50〜第3四半期GDP(日本)【予想値:0.4%、前回値:0.5%】

《ロイター記事》
「実質GDP、3四半期プラス成長 経財相「先行き不確実要素に注意」」(2022.8.15)
・内閣府が15日発表した実質国内総生産(GDP)1次速報によると、2022年4―6月期の成長率は前期比0.5%増、年率換算で2.2%のプラス成長となった。3四半期連続のプラスで、新型コロナウイルス感染症拡大前の19年10─12月期の水準を上回った。
・GDPの多くを占める個人消費は前期比1.1%増と、3四半期連続でプラス。感染症の落ち着きを受けてまん延防止等重点措置が解除され、外食や衣服、宿泊や旅客輸送など対面型サービスを中心に消費が増加した。
・個人消費とともに内需の柱となる企業の設備投資は同1.4%増と、2四半期ぶりプラス。内閣府によると、ソフトウエアへの支出などが増加に寄与した。
・7-9月期については、今のところ成長が鈍化する可能性を指摘する声が多い。
「夏休み期間と感染拡大が重なったこともあり、旅行・レジャーなどサービス関連消費が足踏みする」
「エネルギーや食料品等の物価上昇や、各国の金融引き締めによる世界経済の減速懸念、今後の感染症の動向など、日本経済の回復を阻害しかねない不確実な要素に十分注意する必要がある」

・16:00〜雇用統計(イギリス)
*失業率(ILO基準)【予想値:3.5%、前回値:3.5%】

・失業保険申請件数【予想値:?、前回値:-2.55万件】

《ロイター記事》
「英6─8月失業率は3.5%、1974年以来の低水準 労働市場退出が急増」(2022.10.11)
・英国立統計局(ONS)が11日発表した6-8月の失業率は3.5%で1974年以来の水準に低下した。労働市場から記録的な退出があったことが主因で、労働市場の縮小が物価圧力を強めるというイングランド銀行(英中央銀行)の懸念が強まりそうだ。
・職に就いておらず就業意欲もない「非労働力」人口は3-5月から25万2000人増加。1971年の統計開始以来、最大の伸びを記録。ONSは、記録的な増加は、3-5月に雇用が急増し非労働力人口が減少したことが多少影響したのではないかとみている。
・労働市場の過熱状態がクールダウンする一時的兆候が出ているが、供給不足で引き続きかなり逼迫状態にある。英中銀に今後数カ月積極的な利上げを迫る圧力は強いままだろう」
・低い失業率と賃金上昇が併存し、英中銀が11月初旬の政策会合で利上げを停止する根拠は見当たらない」

・22:30〜生産者物価指数(アメリカ)
*総合指数【予想値:8.3%、前回値:8.5%(前年比)】

*コアPPI【予想値:7.1%、前回値:7.2%(前年比)】

《ロイター記事》
「米卸売物価、9月は前月比0.4%上昇 予想上回る」(2022.10.12)
・米労働省が12日発表した9月の卸売物価指数(PPI)は前月比上昇率が0.4%で、市場予想の0.2%を上回った。サービスと財の価格が大幅に上昇した。
・PPIは、サプライチェーンの目詰まり緩和と商品価格が春ごろの高値から下落したことを受けて伸びが鈍化している。
・「インフレは生産工程の初期段階から積み上がったコストであるため、今回の卸売物価は店頭商品の価格上昇に直面している消費者にやや安心感を与える」
・「連邦準備理事会(FRB)はインフレとの戦いにまだ勝利していないが、少なくとも生産者レベルでの財価格の上昇ペースに歯止めがかかった」
・「今後数カ月にわたり財セクターのディスインフレが進むとの見通しは変わっていない。中間財および中間サービスの価格の伸びも引き続き低下傾向にあり、物価の伸びはまだしばらく高止まりするとしてもインフレの最悪期は終わった可能性が高いというわれわれの見解を裏付ける」

ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:木曜14:30時点)

すみません、昨日は3泊4日の出張から帰ってきたあと、体力に限界を感じてそのまま寝てしまいました。

そのため、次の日での相場振り返りとなりますが、何卒・・・。

東京時間はドル円はレンジを続けていたものの、上値追いは140.60円で止まり、その後はドル安が進行。
ユーロドルはそれを受けて16時時点では1.03ドルを推移しました。

その後欧州時間は、22:30の生産者物価指数までジリジリドル安の展開に。

迎えた22:30の生産者物価指数。結果はこちらです。

・総合指数:予想8.3%→8.0%
・コア指数:予想7.2%→6.7%

「やっぱりインフレピークアウトじゃん!」
の、直後はドル売り。前月比でも鈍化していたようですから、いよいよピークアウトが鮮明に。
そろそろCPI・PPIのお祭りは終わりかな・・・

ですがその後、発表直後は急激なドル安でしたが、まさかの全戻し。
まさかの、後出しドル売り勢が捕まる展開に。

その後はかなり静かな地合いとなり、そのまま次の日かと思いきや・・・

日本時間4:00頃、「ロシアからのミサイルがNATO加盟国であるポーランドに落ち、少なくとも2名が死亡した」との報道。

ロシアはこれを否定、NATO諸国やアメリカ・日本等は緊急会合を行う予定となりました。

これ、どうなんでしょうかね。
ちなみに8:30頃、ポーランド政府はミサイルがロシア製であったと断定しておりますが、一体なんのために・・・?
国境キワキワのところに着弾したみたいですが・・・。

と、記事を書いていたらまさかの
「ポーランドに着弾したミサイル、ウクライナが迎撃したものの可能性」との報道。

おいおいおい・・・(笑)
これが本当ならロシアはとばっちりですね。
人が亡くなっていますから、言葉には気をつけますけど、ロシアでなくてよかったのかもしれません。

これに関してはしばらく様子見ですね。

ぷいらいおん

せっかくインフレピークアウトをみんなでワイワイしてたのに、また厄介な問題が・・・

最後に米国債10年利回りを見ておきましょう。

米国債10年利回り(4時間足)

やはり、以前からお伝えしているように、4.00%を割り出してから弱いですね。
このミサイルの一件次第ではさらに落ちる可能性もあるかと思います。

ごまぷいトレードチェック

・NZD/CAD(L):建値0.89812→0.81818(TP、200.6pips
・NZD/CAD(L):建値0.81052→建値×2

もうね、悲劇です。

3泊4日の出張、かなりしんどくてですね、「でも含み益あるし頑張ろう」だなんて帰ってきて寝落ちしたら

まさかの朝の「スプレッド狩り」をモロくらいました。
およそ100pipsくらい下髭をつけて。

追加分の利益は吹き飛んでしまったので、今回は利益確保のため、理由なく一番下のポジションをクローズ。
これがマイナーペアの悪いところですね。
見たところキウカナ・キウスイだけひどい状況でした。

アンラッキーにもほどがありますが、気を取り直していくしかありません。

みなさんも持ち越しにはお気をつけください・・・。

ごま先生

誰か慰めて・・・僕のモチベの種・・・。

水曜日(11月16日)

スケジュール

重要経済指標詳細

・16:00〜消費者物価指数(イギリス)【予想値:10.6%、前回値:10.1%(前年比)】

《ロイター記事》
「英CPI、9月は前年比+10.1% 40年ぶり高水準」(2022.10.19)
・英国立統計局(ONS)が19日発表した9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比10.1%と、7月に記録した40年ぶりの高水準と並んだ。
・主に食品価格の上昇が影響。生活費危機に見舞われている家計にとっては一段の打撃となった。食品・非アルコール飲料が14.5%上昇と、1980年4月以来の大幅な上昇を記録。
・「景気低迷にもかかわらず、基調インフレが依然強いというリスクが浮き彫りになった」
・英国では、ロシアのウクライナ侵攻に伴う欧州の天然ガス高騰、サプライチェーンの混乱、労働力不足で生活費が上昇している。

・22:30〜消費者物価指数(カナダ)【予想値:6.8%、前回値:6.9%】

《ロイター記事》
「カナダ9月CPI、前年比+6.9% 伸び鈍化も大幅利上げ観測維持」(2022.10.19)
・カナダ統計局が19日に発表した9月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比6.9%と8月の7.0%から鈍化したものの、市場予想の6.8%を上回った。一方、食品とエネルギーを除く物価の上昇率は5.4%と8月の5.3%から加速し、カナダ銀行(中央銀行)が来週の会合でより大幅な利上げを決定するとの見方が強まった。
・「決定的なインフレ鈍化の動きは見られない」「そのため、カナダ中銀はいわゆる超大幅の追加利上げに向けた軌道を維持するだろう」

・22:30〜小売売上高(アメリカ)
*総合指数【予想値:1.0%、前回値:0.0%(前月比)】

*コア部分【予想値:0.6%、前回値:-0.1%(前月比)】

《ロイター記事》
「米小売売上高、9月は横ばい 高インフレと金利上昇が需要圧迫」(2022.10.14)
・米商務省が14日発表した9月の小売売上高(季節調整済み)は前月比横ばいとなった。高インフレと急速な金利上昇を背景に、高額商品を中心に消費が手控えられていることが示された。
・コア小売売上高は、国内総生産(GDP)統計の個人消費の項目と緊密に連動。9月の増加と8月分の上方改定を踏まえると、エコノミストは、第3・四半期の個人消費の伸び率は1.0%を超えた可能性があるとの見方を示している。
・「消費意欲は依然として旺盛だが、低・中所得層を中心に物価と金利の上昇が一段の重しになっている」

ごまぷいの「おやすみ」短観(木曜17:00時点)

先日の東京時間では、朝方、ポーランド国境付近にロケット弾が着弾したことが伝わり、地政学リスクからドル円は一時138.740付近まで下落したものの、結局は「ロシアのミサイルに対するウクライナの迎撃弾」だったこともあり、買い戻しが進んでいます。

なんでかウクライナはこれを否定していますが・・・(笑)
とにかく、最悪の事態は免れたようです。

その後、欧州時間にはイギリスの消費者物価指数が発表されました。

・総合指数:予想10.7%→結果11.1%
・コア指数:予想6.4%→結果6.5%

ということで、イギリスは未だインフレがピークアウトせず。

これを受けて、相場が動くかと思いきや、NYまで少し荒めではあるものの、レンジ的な相場になりました。

22:30、アメリカの小売売上高の発表。

・総合指数:予想1.0%→結果1.3%
・コア指数:予想0.5%→結果1.3%

かなり強い数字が出ました。
小売売上高が予想を大幅に上回ったことにより、ドル円は一時140円を突破。
ですが、140円の売りはかなり厚く、その後失速しています。

ちなみにカナダの消費者物価指数は以下の通り。

・総合指数:予想6.9%→結果6.9%

その後、NY時間には「ECB理事会メンバーらは来月の理事会で0.50%の利上げを支持」との一部報道が伝わったことで、ユーロドルは下落しましたが、現在は持ち直しています。

木曜日以降も、要人発言が数多く控えております。
一人一人の発言に注意しながらの神経質な相場になりそうですね。

それでは今日もがんばりましょう!

米国債10年利回り(4時間足)

ごまぷいトレードチェック

・GBP/USD(L):建値1.18925(SL1.18250、70pips)×2

GBP/USD(4時間足)

この記事を更新していたら上がってきました。
この後(?)イギリスの中間財政計画発表があるということで、最大限警戒しながらとなりますが、とりあえず含み益になってきました。(「スクショ天井」にはならないでくれ・・・(笑))

浅い押し目からの反発を確認してのロング。
1.18300付近の水色水平線を信用しました。
ここを乗り越えていけるのであれば、ピンクの水平線までは目指していけるような気がします。

今月はパッとしたトレードができていませんので、ここらで一つ、ポンドルには頑張ってもらいたいところ。

それではまた明日!

ごま先生

頼むから各FED高官さん余計なドル高発言するのやめてください。

木曜日(11月17日)

スケジュール

・イギリスが中間財政計画を発表

重要経済指標詳細

・9:30〜雇用統計(オーストラリア)
*失業率【予想値:3.5%、前回値:3.5%】

*新規雇用者数【予想値:1.70万人、前回値:0.09万人】

《ロイター記事》
「豪就業者数、9月は予想大幅に下回る 利上げ減速を後押し」(2022.10.20)
・豪連邦統計局が20日発表した9月の雇用統計は、就業者数が前月比900人増と、増加幅は市場予想の2万5000人を大幅に下回った。労働市場の逼迫状態が和らいでいる可能性が示され、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)の利上げ減速を後押しする内容となった。
・「就業者の伸び鈍化はRBAの(利上げ幅縮小)決定を正当化しているが、追加利上げを阻むことにはならないだろう」

ごまぷいの「おやすみ」短観(執筆:金曜日19:00時点)

またも翌日更新となってしまいました。
大変申し訳ございません。できる限り来週は更新できるようがんばります。

先日の東京時間は正午ころにドルが買われた動きがあったものの、依然として方向感に欠ける動き。

9:30にはオーストラリアの雇用統計が発表されました。

・雇用者数:予想1.5万人→結果3.22万人
・失業率:予想3.6%→結果3.4%

だいぶよかったようですね。
目に見えるほどの上昇は見えなかったものの、堅調であることには変わりありません。

その後、欧州時間、注目のイギリスの中間財政計画が発表されました。

ハント英財務相
「優先事項は安定、成長、公共サービス」
「インフレに対処するために難しい決断を下す」
「私たちの計画は、より浅い景気後退より高い長期的な成長にもつながる」
「BOEの権限を変更することはない」
「財政負担のない減税は、財政負担のない支出と同じくらい危険」

また、GDP成長率・インフレ見通しについても言及がありました。

「来年のGDP成長率は-1.4%と予測(前回は+1.8%)」
「今年のインフレ見通しは+9.1%(前回は+7.4%)」
「来年のインフレ見通しは+7.4%(前回は4.0%)」

これを受けてポンド円は一時165.18円へ下落。

さて、22:00にはタカ派で有名なブラード総裁の発言。

「FRBの政策はまだ十分なレベルに達していない」
「5-7%の金利レンジを示唆」
「インフレ抑制のためにさらに金利を引き上げる必要がある」
「制限的な政策金利の最低水準は5-5.25%」
「ディスインフレが始まると、企業が競争するにつれて急速に進行する可能性」
「10月のインフレ指標は励みになるが、来月は逆方向に進む可能性も。」
「労働市場の落ち着きはあまり見られない」

さすがタカブラード。(笑)
7%は驚きました。

市場はドル買いで反応はしたものの、金利はあくまでデータ次第。
いくら発言がでたところでCPI・PPIは下振れしてますので、なかなか持続的なドル買いにはならず。

さて、今日は週末です。
まだまだ気が抜けませんが頑張っていきましょう!

ごまぷいトレードチェック

・GBP/USD(L)1.18925→1.18250(SL、70pips)×2

ひどいなおい!(笑)

本当に「スクショ天井」となってしまいました。
しかも現在またも上昇中・・・。悔しい。

やはり甘く入りすぎましたね。
今月はかなり甘いポジが多く、収益は振り出しに戻りました。
もうこればっかりは仕方ないです。

油断せず、気落ちせず頑張っていきます。

ごま先生

なかなか勝ちきれません・・・。みなさんは11月の収支どんな感じですか?

金曜日(11月18日)

スケジュール

重要経済指標詳細

・8:30〜消費者物価指数(日本)
*総合指数【予想値:3.8%、前回値:3.0%(前年比)】

*コアCPI【予想値:3.5%、前回値:3.0%(前年比)】

《ロイター記事》
「コアCPI、9月は+3.0%で8年ぶり伸び、消費税除くと91年以来」(2022.10.21)
・総務省が21日に発表した9月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は102.9と、前年同月比3.0%上昇した。前月の2.8%上昇を上回って2014年9月以来の伸び率となった。日銀が目標とする2%を上回るのは6カ月連続となった。
・消費増税の影響を除けば1991年8月以来の伸び。原材料高や歴史的な円安で生鮮食品を除く食料の伸びが続いたほか、家庭用耐久財も上伸した。
・生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数は1.8%上昇し、2015年3月以来の伸び。消費増税の影響を除けば1993年2月以来の伸び率となった。
・総務省の担当者は、ガソリンは前年の上昇の反動や補助金の影響で一段の伸び縮小が見込まれるものの、電気代はさらに上昇する可能性があるとしている。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

本業は中高社会科教員の兼業FXトレーダー。某投資会社と契約し、現在プロップトレーダーとして真摯に相場と向き合っています。本業のスキルを活かし、教員らしく、分かりやすいように経済指標や世界情勢をお伝えします。愛称は「ごま先生」。「損益より値幅」がモットーです( ¯꒳ ¯ )ᐝ

目次へ
トップへ
目次
閉じる